ものものし
もの もの し 物々し である。畳語による造語。おごそかで堂々としている、立派であるということを表す。時代を経て、大げさで気にくわない、ぎょうぎょうしい、こしゃくである、などの意味を表すようになった。。
日本国語大辞典より
【語誌】
(1)類義語「ことごとし」との差異については、「ことごとし」が美的でない、好ましくないものを指すことが多いのに対し、「ものものし」は、美的な、良いものを指す。
(2)平安時代の用例では、人物の容貌・容姿・声づかい・風采・人柄・地位身分・態度・扱いなどに使われることが多く、質的・内容的に充実した対象から、満ち足りた感じがおのずとあふれ出るさまを表わしている。
(3)(1)の意で中世期に、武士が強そうに武装したさまをいうようになると、それを見て大げさだと感じるところから(2)の意が生じたと思われる。
もの を語構成に持つ、古語の一覧を挙げる。
物はかなし
物はかばかし
物は尽くし
物めかし
物めかす
物も覚えず
物ゆかし
物仕
物体
物作り
物侘し
物倦じ
物凄まじ
物参る
物合はせ
物咎め
物哀れなり
物問ふ
物嘆かし
物好み
物妬み
物学び
物定め
物寂し
物寂ぶ
物強し
物心細し
物忌み
物忩
物忩なり
物念じ
物怖ぢ
物思はし
物思ひ
物思ふ
物怨じ
物怨めし
物怪
物怪なり
物恐ろし
物恥
物恥づかし
物恨み
物悲し
物愛で
物慎まし
物慎み
物憂がる
物憂げなり
物憂し
物懲り
物扱ひ
物承る
物損なひ
物数
物旧る
物柄
物気
物深し
物清げなり
物清し
物物し
物牴牾き
物狂はし
物狂ひ
物狂ほし
物申
物申す
物申す
物疎し
物疑ひ
物病み
物真似
物穢し
物笑ひ
物羨み
物習ふ
物聞き
物聞こゆ
物腰
物裁ち
物見
物見なり
物見猛し
物見車
物覚ゆ
物言ひ
物言ふ
物詣で
物語
物語らふ
物諍ひ
物越し
物近し
物騒がし
物麗かなり
もの もの し 物々し である。畳語による造語。おごそかで堂々としている、立派であるということを表す。時代を経て、大げさで気にくわない、ぎょうぎょうしい、こしゃくである、などの意味を表すようになった。。
日本国語大辞典より
【語誌】
(1)類義語「ことごとし」との差異については、「ことごとし」が美的でない、好ましくないものを指すことが多いのに対し、「ものものし」は、美的な、良いものを指す。
(2)平安時代の用例では、人物の容貌・容姿・声づかい・風采・人柄・地位身分・態度・扱いなどに使われることが多く、質的・内容的に充実した対象から、満ち足りた感じがおのずとあふれ出るさまを表わしている。
(3)(1)の意で中世期に、武士が強そうに武装したさまをいうようになると、それを見て大げさだと感じるところから(2)の意が生じたと思われる。
もの を語構成に持つ、古語の一覧を挙げる。
物はかなし
物はかばかし
物は尽くし
物めかし
物めかす
物も覚えず
物ゆかし
物仕
物体
物作り
物侘し
物倦じ
物凄まじ
物参る
物合はせ
物咎め
物哀れなり
物問ふ
物嘆かし
物好み
物妬み
物学び
物定め
物寂し
物寂ぶ
物強し
物心細し
物忌み
物忩
物忩なり
物念じ
物怖ぢ
物思はし
物思ひ
物思ふ
物怨じ
物怨めし
物怪
物怪なり
物恐ろし
物恥
物恥づかし
物恨み
物悲し
物愛で
物慎まし
物慎み
物憂がる
物憂げなり
物憂し
物懲り
物扱ひ
物承る
物損なひ
物数
物旧る
物柄
物気
物深し
物清げなり
物清し
物物し
物牴牾き
物狂はし
物狂ひ
物狂ほし
物申
物申す
物申す
物疎し
物疑ひ
物病み
物真似
物穢し
物笑ひ
物羨み
物習ふ
物聞き
物聞こゆ
物腰
物裁ち
物見
物見なり
物見猛し
物見車
物覚ゆ
物言ひ
物言ふ
物詣で
物語
物語らふ
物諍ひ
物越し
物近し
物騒がし
物麗かなり