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汚染水が外洋漏出

2015-02-25 | ニューストピック
0225 

汚染水が外洋漏出 福島第一第1 東電、昨春に把握 中日新聞トップ記事、見出しである。20150225
リードには、
 東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置していたことが分かった、
 とある。   
   
見出しに、中間貯蔵物 搬入を容認 福島知事 2町長「苦渋の決断」 とある。20150225
記事には、
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設をめぐり、福島県の内堀雅雄知事は二十四日、建設予定地の双葉町の伊沢史朗町長、大熊町の渡辺利綱町長らと福島市内で会談した、
 とある。   
   
トップ左の記事に、太陽光使い水素生成 名工大、CO2発生せず とある。20150225
記事には、
光に当たると水を水素と酸素に分解するシリコンカーバイド(SiC)=名古屋市昭和区の名工大で
 名古屋工業大(名古屋市昭和区)の加藤正史准教授のグループが、太陽光をエネルギー源にした水素の新たな生成技術を開発した、
 とある。  
>  
水素で走る燃料電池車(FCV)が登場し、水素が次世代エネルギー源として注目されるが、現状ではほとんどが化石燃料からつくられて二酸化炭素(CO2)が発生する。化石燃料に頼らず、CO2が発生しない水素を作り出す方法で、実用化への期待が高まる。三月の応用物理学会で発表する。

 シリコンカーバイド(炭化ケイ素=SiC)と呼ばれるシリコンと炭素の化合物を半導体として利用。SiCを一つの電極に使い、もう一方の電極とともに水に浸し、SiC電極に光を当てると電流が発生し、水が電気分解されて水素ガスと酸素ガスが生成される。

 半導体に光を当てると水が分解される現象は「人工光合成」と呼ばれ、一九六七年に日本人研究者が発見した。光を当てる電極として考えられた従来のガリウム化合物などの半導体は腐食しやすく、水素の生成効率も悪いという課題があったため、グループは、腐食しにくい素材のSiCに着目。耐久性があり、水素の生成能力が高い半導体を作ることに成功した。

 現時点で装置のエネルギー変換効率は0・46%ほど。太陽光を十平方メートルのSiCに当てた場合、FCVを五百メートル動かすのに必要な水素を一時間で生成できるレベルという。太陽光発電では市販品でも20%ほどのエネルギー変換効率のものもあり、実用化にはさらに生成能力を上げる必要がある。SiCは一平方メートル当たりの製作費が数千万円ほど。同サイズの太陽光パネルに比べ数百倍も高価という課題もある。



nikkeiより。
1面
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中日春秋 
2015/2/25

 一九五九年に出版された『自動車はあなたのもの』という本を開けば、粋なスポーツカーの写真の下に、こんな説明が添えられている。<百キロ以上は出ますが、日本ではそのスピードが許されないのが残念です>

 本の著者は、日産自動車で革新的な宣伝活動を担っていた片山豊さん。この前年に、日本の自動車メーカーにはまだ無謀と思われた海外での過酷なラリーに挑戦していた

 高速道路もまだなく、大会に備え一般道路を走っていると、速度違反で止められる。海外遠征の準備だと言うと、警察官もあきれ返り、時に放免してくれたそうだ。そんな大方の予想を裏切り、日産チームは優勝する

 当時の日本は悪路ばかり。そこで鍛えられた車は、速度は劣っても頑丈さでは負けないはず。片山さんのプラス思考が呼び寄せた勝利は、モノづくりで世界に羽ばたこうという国民への応援歌となった

 日産車の米国輸出では、自ら現地の販売網をゼロからつくり、日本車への信頼を小石を積み重ねるように築き上げた。百五歳で逝った片山さんの功績を米国の新聞が長文の訃報で伝えているのを読めば、足跡の大きさがあらためてしのばれる

 晩年まで頑健だった片山さんも足は弱っていた。医師に「車の乗りすぎ」と言われたらしいが、それは勲章だろう。今は速度違反の心配もなく、天国で愛車を疾走させているに違いない。

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