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馬祖道一の平常心是道

2015-03-04 | しかじか
ばそどういつ、と名前を読む。
8世紀の人、中国、唐の時代、漢州の出身で俗姓は馬氏、

諡は大寂禅師、地元の羅漢寺の資州の処寂の下で出家し、益州の長松山などで修禅した後、南嶽に向かい、懐譲の法を嗣ぎ、洪州の開元寺に移って法を広めた、とウイキペディアにある。。

この師については、平常心是道の語で親しむところがある。
平常心、これ道なり。

平常心を、へいじょうしん、とばかり読んでいたら、びょうじょうしん、とよむ、説明もあったりして、これみちなり、についても、ぜどう、というふうに、音読みをしていた。

その語録には、
>若欲直會其道、平常心是道。何謂平常心。無造作、無是非、無取捨、無斷常、無凡無聖。經云、非凡夫行、非聖賢行、是菩薩行。只如今行住坐臥、應機接物、盡是道。

とあり、

ウイクショナリーの読みは、

>若し直ちに其の道を会せんと欲すれば、平常心是れ道たり。何をか平常心と謂わん。造作なく、是非なく、取捨なく、断常なく、凡なく聖なきなり。(維摩)経に云う、凡夫行に非ず、聖賢行に非ず、是れ菩薩行なり、と。只だ如今の行住坐臥、応機接物、尽く是れ道たり、とある。平常心が、これ道たり、

とする。

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