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日本語論32 語源を解くたのしみ

2018-06-06 | 現代日本語百科2025

語源について、エッセイは語源学者である、自らがその数は、日本国内で5人ほどだと言っているのだから、この雑誌の特集に名を連ねる人たちなのだろう。ほかにも語源辞典を編集する方がいるのであるが、この当時は1994年のこと、どうであったか。

日本語論4号、通巻を記さないので、第2巻2号である。その特集に、柴田武、吉田金彦、前田富祺、家村睦夫、大正十三造、深津正、志村英雄などの名が見える。読み切りに、鏡味明克の論考がある。

検索をかけて、語源学として、日本語でヒットすることが少ない。学的体系の記述がないということか、もとより言語学に認められない分野だからというのか、日本語で語源を記すことがないということであろう。その事情を、さきの柴田武氏は詳しく述べている。

いわく民衆語源と学者語源について、それは、かたや話者語源、当事者語源と言い換えるべき、また、かたや科学的語源、学的語源とすべきことを提唱している一文に、日本語の半数は語源に明らかである、加えて語源を尋ねることを国語史学が行っているという指摘である。






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