五十音図
五十音は日本語の仮名文字を用いた発音を示している。音韻体系の表である。現行の五十音表は清音の表に濁音、半濁音そして拗音を加えている。五十音、五十音図の呼び名は江戸時代からのもの、古くは、 五音 ごいん 、五音図、五音五位之次第、音図 反音図 仮名反 かながえし 五十聯音 いつらのこゑ などと呼ばれていた。
現存最古の音図は平安時代中期の、孔雀経音義、1004年から1027年頃、金光明最勝王経音義、1079年などが挙げられる。文献には五十音が現在と異なる配列に並べたものもあり、いまのような配列になったのは室町時代以後であるとする。また五十音が現在のようになったのは悉曇学と反切である。段と行の並びは悉曇学、子音と母音の組合せは半切に由来する。
明治33年、1900年に仮名が1文字1字体になって、いわゆる変体仮名の廃止とともに整理された。や行とワ行は、やいゆえよ わゐうゑを であった。
五十音は日本語の仮名文字を用いた発音を示している。音韻体系の表である。現行の五十音表は清音の表に濁音、半濁音そして拗音を加えている。五十音、五十音図の呼び名は江戸時代からのもの、古くは、 五音 ごいん 、五音図、五音五位之次第、音図 反音図 仮名反 かながえし 五十聯音 いつらのこゑ などと呼ばれていた。
現存最古の音図は平安時代中期の、孔雀経音義、1004年から1027年頃、金光明最勝王経音義、1079年などが挙げられる。文献には五十音が現在と異なる配列に並べたものもあり、いまのような配列になったのは室町時代以後であるとする。また五十音が現在のようになったのは悉曇学と反切である。段と行の並びは悉曇学、子音と母音の組合せは半切に由来する。
明治33年、1900年に仮名が1文字1字体になって、いわゆる変体仮名の廃止とともに整理された。や行とワ行は、やいゆえよ わゐうゑを であった。