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0722 「水福連携」の取り組み

2014-07-22 | 日記
0722 「水福連携」の取り組み

<核開発の果て 米ハンフォード ルポ>(上) 漏れ続ける汚染水  中日新聞トップ記事、見出しである。2014072  
リードには、長崎に投下された原子爆弾の材料となるプルトニウムを製造した米ワシントン州南東部にあるハンフォード核施設 とある。
>人類史上初の核開発マンハッタン計画の中核を担い、冷戦時代にも活動を続けた。二十七年前に最後の原子炉が運転を停止したが、今もなお、放射能汚染水漏れが続き「全米で最も汚れた場所」と呼ばれる。苦闘する姿は、福島原発事故被害の対策を模索する日本が既に向き合う課題とも重なる。


障害者も海の仕事に 志摩で連携し取り組み 中日新聞トップ記事、見出しである。20140722  
リードには、福祉施設が水産業の仕事を請け負う「水福連携」の取り組みが、漁業が盛んな三重県志摩市で始まった、とある。
>働く場所が少ない障害者の収入を増やし、高齢化が進む漁業や水産業の担い手確保にもつなげようとする試み。全国でも先駆的な取り組みとして期待を集める。
   
お待たせ、東海も梅雨明け  20140722  
記事には、梅雨明けと海の日が重なり、大勢の人でにぎわう内海海水浴場=21日、愛知県南知多町で(川柳晶寛撮影)
 気象庁は二十一日、東海と近畿、九州北部の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した、とある。


中日春秋
2014年7月22日

 さて、これは何についての説明でしょう? <湧(わ)くようにして生まれて来、地上をはい(飛び)回ったり、池・川や海中・地中にすんでいたりする、小さい動物>。味わい深い語句説明で定評ある『新明解国語辞典』による「虫」の定義だ

 この語釈の妙味は<湧くようにして生まれて来>だろう。虫というものは、まさに湧くように現れる。アブラムシ、別名アリマキなどは代表選手ではないか

 つぼみに取り付いた無数のアブラムシを退治しつつ、不思議に思っていた。一体この虫はどこから湧くのか。びっしり群れているその体には羽もないのに

 『アリマキ観察事典』で疑問が解けた。あれはちゃんと羽を持った成虫がいて、豊かな新天地に落ち着くと、そこで羽のない「定住型の子ども」を産むらしい。生まれるのはメスだけ。交尾も不要で一日に十匹も胎生で産み、その子が数日で成熟し、母となる

 恐ろしく効率的な増殖なので一匹のメスがいれば、数カ月後に数億匹になる計算だというから、ネズミ算ならぬアブラムシ算はすさまじい。しかも群れが増えすぎて食糧難になると、今度は羽のある「移住型の子」を育て、新天地探しに送り出すというから脱帽だ

 「むし」の語源は、「蒸し」ともいわれる。なるほど虫は蒸し暑さをエネルギーに爆発的に増えるかのよう。ご先祖さまの語感の鋭さもまた、脱帽ものだ。

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