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日本語文法文章論 人工方言

2014-09-20 | 日本語文法文章論
現代日本語文法文章論 題材は、タイトルが、人工方言 ドラマに花 とあり、副題に、コスプレっぽく軽やかに 「あえて」の地方色に共感 とある。日本経済新聞の文化面、20140920付けである。執筆者は文化部 岩崎貴行氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。

冒頭の文は、次である。

>  NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)などを中心に、テレビドラマにおける方言の使われ方が変わりつつある。

末尾の文は、つぎである。

>方言はドラマの世界観を決定づける重要なツールの一つであるだけに、いかに使うかは今後も問われそうだ。

書き出しの文段は、次のようである。

> NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)などを中心に、テレビドラマにおける方言の使われ方が変わりつつある。かつては正しい使い方を優先していたが、近年はあえて人工的な方言を効果的に用いる手法が目立つ。最近の若者方言がドラマにも影響を与えている。

末尾の文段は、次のようである。

> 「全国的に見れば方言は失われつつあるからこそ、その豊かさを伝えるドラマの維持は不可欠」と岡室教授。方言はドラマの世界観を決定づける重要なツールの一つであるだけに、いかに使うかは今後も問われそうだ。






春秋
2014/9/20付日本経済新聞 

 記録で確認できる限りでは、日本人が初めてゴルフをしたのは1896年のことだそうだ。場所はロンドンのロイヤル・ブラックヒース・ゴルフクラブ。「世界で最も古い」という説もある、名門クラブだ。試みにサイトを開くと「1608年設立」の文字が目に入る。

 このゴルフ場を生んだのは2つの王朝が交錯する歴史的な出来事だった。1603年にイングランドの女王エリザベス1世が亡くなったとき、あとを継ぐべき子はいなかった。お鉢が回ってきたのが、スコットランド王のジェームズ6世。長年いがみあっていた両国は、このときから1人の君主の下に収まることになった。

 夏坂健さんがのこしたエッセーによると、ロンドンに引っ越したジェームズは故郷から人を呼んで、7ホールのコースを王立公園のなかに造らせた。これが400年を超えるブラックヒースの歴史の始まりという。そしてまた、スコットランド人の楽しみだったゴルフが世界的なスポーツへと脱皮する、出発点ともなった。

 スコットランドとイングランドが合併して1つの「連合王国」となるのは、さらに100年ほど後のこと。このときも事態は平和的に進んだ。おととい、およそ300年ぶりの分裂をかけた住民投票も平和のうちに終わった。自分との闘いこそが問われるゴルフの奥深さに、どこか通じるような。そんな感想をふと抱いた。

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