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グアン式教授法

2019-12-10 | 日本語教育

グアンはゴアンとも表記されて、ゴアン氏言語教授法案、台湾総督府によるもの、復刻本あり、そして詳しく論考に紹介されている。自然教授法 ナチュラルメソッド と称される。グアンが文法翻訳法に対して考案した。
>そこで国語学校教授である橋本武は、偶然図書館で発見したフランソワ・グアンの『言語教授及び研究法』を教師たちに紹介し、山口喜一郎がこの教授法を国語学校第一附属学校で実地教授し、効果を収めたと述べたことから、1900 年(明治33 年)に総督府学務課から橋本による『言語教授及び研究法』の抄訳である『ゴアン氏言語教授方案』105が出版され、ついにグアン式教授法が公学校で導入されることになる。このグアン式教授法が適用された教科書が『臺灣教科用書國民讀本』である。http://163.14.136.66:8080/bitstream/987654321/17733/1/105SCU00079001-001.pdf



http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/metadata/D300009000003
日本統治時代の台湾における日本語教育 : グアン氏言語教授法に関連して
王, 秋陽
作成者別表記 Wang, Chiuyang
作成者所属 山口大学大学院東アジア研究科
東アジア研究 2011-03
https://ci.nii.ac.jp/naid/120003088007
>内容記述(抄録等) 本稿は日本統治期台湾の公立学校に取り入れられたグアン氏言語教授法(以下グアン法と略称)の理論と方法を史料に基づいた分析で検証し、漢字漢文と台湾語を媒介語とする対訳法に対する検討とともに台湾の日本語教育史におけるその位置づけを考察したものである。グアン法は、フランス人のフランソワ・グアンが自らのドイツ語学習に失敗した経験から考察した自然教授法の一つである。外国語の習得においては幼児が母語を習得するのと同じように自然な過程に従い、口と耳による音声言語の側面を重視し、母語への翻訳を行わないというのが理論的根拠であり、時間的に継起する一連の動作を分解して動詞の取り替えを中心とする句や文を記憶させるというのが方法である。1898年公学校が成立した後、初等教育における生徒数の拡大に伴い、いかに効率よく日本語を教えるかが日本語教育の中心問題となった。これを背景に組織された国語教授研究会における教授方法に対する討議の中、橋本武が国語学校の図書館からグアンの『言語教授及び研究法』を発見し教師らに紹介したことをきっかけに、グアン法は日本語教育に採用されるようになった。その後、山口喜一郎による実践の成績が認められ、総督府からは『ゴアン氏言語教授方案』と『台湾公学校教授要旨』が出版され、公学校におけるグアン法による日本語教育が推し進められた。以下略




台湾総督府日本語教材集(第2巻) ゴアン氏言語教授方案
発売日: 2012年06月
著者/編集: 吉岡英幸
出版社: 冬至書房
ページ数: 283p


https://fr.wikipedia.org/wiki/Fran%C3%A7ois_Gouin

François Gouin, né en septembre 1831 en Normandie, mort 1896, est un éducateur et didacticien français spécialiste de l’enseignement des langues étrangères.

https://nihongokyoiku-shiken.com/teaching-method-of-natural-method/
>サイコロジカルメソッドは、「幼児が思考の順に言葉を使うことに着目した教授法」です。提唱者はグアン(François Gouin)です。グアンはフランスノルマンディー出身のフランス人で、外国語の教育を専門とする教育学者です。

http://akapy2772.seesaa.net/article/418652717.html
英語の学習法・大人になってからは?その疑問にズバリ答える
外国語教授法
ナチュラルメソッド・シリーズメソッド・フォネティックメソッド

外国語教授法
ナチュラルメソッド(Natural Method)(直接教授法1)
 この教授法では、教師が、学習者の母語を使用せず、身振り・手振りやパントマイム、実物などの非言語支援(non-linguistic cues)を駆使しながら、学習者へ最大限の第二言語インプットを与えることを基本的な指導モデルとしている。
 このような支援を受けながら、学習者はインプットを理解するようになり、さらに、口頭練習を繰り返すことにより、‘話す力’も自然に身に付けるようになるとされている。
 文法の学習は、このような言語活動が相当に進展した後に行われる。

シリーズメソッド(Series Method)(直接教授法2)
 教師が、一連の作業を順序よく動作を交えながら、目標言語で説明していく。
 例えば、車の洗い方の説明をする場合は、バケツの用意から始まり、車をスポンジで洗う作業までを、動作を交えながら説明を行うわけである。
 そのような説明を聞くことによって、学習者は言語音と動作を関連させながら、インプットしている目標言語の意味を捉えていく、という仕組みになっている。
 この教授法の起源は、フランスのラテン語教師であったグアン(F.Gouin,1831-1895)の著書“The Art of Teaching and Studying Foreign Languages”であるとされる。
 この本の出版が20世紀以前(1880年)であったということで、グアンこそが、直接教授法の先駆者であると主張する学者もいる。

フォネティックメソッド(Phonetic Method)(直接教授法3)
 初期の段階では、文字を使用せず、発音記号を使って単語や熟語の発音練習から始め、徐々に文、会話、長文レベルへと音読練習を継続していく。

 文法の習得に関しては、帰納的に身に付けさせることになっている(前述のとおり、帰納法的な文法指導は、他の直接教授法にも共通してみられる特徴である)。


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