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スクープか  20130818

2013-08-18 | 日記
中日新聞のトップ記事

日記 20130818

中日新聞のトップ記事、野心家の米将校天皇救う、と、見出しにあって、これは何だろう。どうもスクープは、トップ記事になるほどのものか、フェラーズ半世紀 名大院教授出版へ というのであるらしい。映画、終戦のエンペラー 主人公、さらには、日本通 武器 強い出世欲 と、見出しがあって、よくわからないので、サイト検索をしてみた。

すると2件、ヒットした。
【岐阜】本日18日オススメ記事|中日【岐阜ブログ】
gifu.areablog.jp/blog/1000029980/p10913489c.html
6 時間前 - 野心家の米将校 天皇救う」「『日本通』武器 強い出世欲」. GHQマッカーサー最高司令官の軍事秘書の半生を描いた著書の準備をしている名大院教授. 映画の「終戦のエンペラー」では、親日家の心優しい米国将校だが、「実はすごい野心家 ...

これは一般読者らしい、そのブログでの話題だ。
主要ニュース - 中日新聞プラス
chuplus.jp/index.php?select_pref=%92%B7%96%EC&setcookie...‎
朝刊から 8月18日. 野心家の米将校、天皇救う フェラーズ半生記、名大院教授出版へ 写真; モルシ派組織の解散提案 エジプト、暫定政権が1004人逮捕 • 消費増税、67%が容認 主要111社調査 ...

どうも中日新聞プラスにしか出てこない。会員であるので、以下に引用。

>野心家の米将校、天皇救う フェラーズ半生記、名大院教授出版へ 
2013/8/18 朝刊  マッカーサー最高司令官の軍事秘書だったボナー・フェラーズ准将
 連合国軍総司令部(GHQ)マッカーサー最高司令官の軍事秘書、ボナー・フェラーズ准将の半生を描いた著書の準備を、名古屋大大学院の井口治夫教授(国際政治学)が進めている。フェラーズは戦争責任を問われた昭和天皇の訴追回避に尽力。主人公となった公開中の映画「終戦のエンペラー」では、親日家の心優しい米国軍人として描かれているが、井口教授は「実はすごい野心家で、日米政府にとって危うい存在でもあった」と分析している。
 マッカーサーとともに来日し、天皇の戦争責任の調査を任される。戦犯を厳しく追及する一方、日本人女性とのかなわぬ恋にむせび泣く-。映画は史実とフィクションを織り交ぜて展開する。
 フェラーズは実際、日本政府中枢への聴取を重ね、「天皇に権限はなかった。戦争犯罪人として告発すれば動乱が起きる」との覚書をマッカーサーに宛て、天皇の権威を利用しながら占領政策を進めるよう助言した。天皇はその後、戦犯リストから外れた。
 井口教授は同志社大アメリカ研究所で戦前の米国政治を研究していた十四年前、フェラーズに興味を持った。フェラーズが第二次世界大戦勃発後、当時のフーバー前大統領に「次期大統領はリンドバーグ、副大統領はマッカーサーがいい」と進言していたからだ。「一介の将校でありながら大物政治家に進言するとは」。米国で文献を調べるうち、フェラーズが天皇の不訴追と密接にかかわっていることが分かり、現代の日本社会に与えた影響を本格的に研究することにした。
 フェラーズは大学時代、米国留学中の日本人女性と知り合った縁で、ギリシャ出身の日本研究家小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の著作に出合う。軍人でありながら天皇、神話、迷信など古来の日本文化を吸収し、小泉を引用した論文も発表。来日して小泉の親族とも親交を深めた。
 しかし、井口教授はフェラーズが好奇心だけで日本文化に親しんでいたわけではないとみる。「戦時体制になり、米国で敵国日本の存在感が高まったことで、日本に精通していることを自分のアピール材料にしようと考えた。マッカーサーやフーバーに重用されたのも日本通を前面に出したからでは」と話す。
 GHQ時代もマッカーサーを支えるためとはいえ、危ない橋を渡っていたらしい。マッカーサーがアイゼンハワー統合参謀本部議長に宛てた極秘電報の内容を、内密で日本の宮内省高官に伝達。「天皇の戦争責任は形式的なもの。全責任は東条英機元首相らにかぶせる」とのマッカーサーの考えを日本側に伝え、戦犯を裁く東京裁判で天皇を訴追しないことを水面下で調整していた疑いがある。
 井口教授によると、フェラーズには出世欲に加え、いずれマッカーサーを大統領に担ぎ上げ、保守主義を復権させたいという政治的思惑もあった。井口教授は「巧みな話術と社交術で、狙いをつけた相手の心をつかんでいったフェラーズの人間性を通し、当時の日米の動きを浮かび上がらせたい」と話している。出版は来年春ごろの見込み。
 (池田悌一)
 <ボナー・フェラーズ准将> 1896年、米イリノイ州の農家に生まれる。第2次世界大戦の開戦後、米軍戦略情報局に入り、対日心理作戦のガイドライン作りに参加。後にマッカーサーに請われ、日本人の心理を解析する部隊の責任者に就任した。GHQの任務を終えた1946年に退役し、71年に勲二等瑞宝章を受章。73年、77歳で死去。




新聞を読むということ、それを考えるのに、一面トップでスクープかと思わせる、その見出しを紹介しよう。見出しだけのつもりが新聞検索をかけてもこのニュースが出てこないので、おやあ、もしかしてプラス版ならあるかなとみてみたら出てきた。新聞は速報ニュースをデジタルだ流す一方、紙面そのものをビュアーにして見せる方法とがあって、それで、新聞を読むとはどういうことかと、時々思わせられる。ビューアーは早くに産経ウエブがおこない、日経、朝日とできるようになった。しかし、スマフォ、タッチパネルの媒体に送るニュースなど、さまざまにことなる、ように見える、それは時間を追って刻々に変わり続けるからでもあろうし、そうでないためともいえる。


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