閣内不一致とは穏やかではないし、それでは罷免もいたしかたないと甘んじる受け止めるやり取りとは何か。
ニュースになり会見がありしてその様子が見えないので記事を引用すると、首相の指示に議論がなかったことを知る。
メモだけであったのか。
https://www.sankei.com/article/20221214
首相へ異論の高市氏、政権に傷 くすぶる内閣改造論
2022/12/14
>高市早苗経済安全保障担当相が防衛費増額の財源のうち1兆円強を増税によって賄うという岸田文雄首相の方針に異論を述べた余波が続いている。高市氏は首相に直接疑問をぶつけた後、トーンダウンしたとはいえ、「閣内不一致」の状況を露呈させた岸田政権は傷を負った。自民党内からは内閣改造に伴う高市氏交代論も出ている。
「再来年度以降の財源の問題であれば、賃上げや景況を見極めて検討を指示されてもよかったのではないか」。12日夜、全閣僚が公邸に集まった夕食会で、高市氏は隣に座った首相に訴えた。首相は「誠実に国民に負担の必要があることを伝えるべきだ」と返した。
事の発端は10日、首相の増税方針に対し、高市氏がツイッターに「賃上げマインドを冷やす発言をこのタイミングで発信された真意が理解できない」と投稿したことだ。12日の夕食会の席上、首相に意見を伝えたくても面会の約束を取りにくいと伝えたところ、首相は「もう少し官邸と閣僚の間の連絡を密にしなければいけない」と語った。
こうしたやり取りを経て、13日の記者会見では「率直にお話しできたことはありがたい」「党の税制調査会の議論を見守らせていただきたい」と態度を軟化。周囲に「(雨降って)地固まるという感じ」と語った。ただ、岸田内閣の一員による不満の表明は、増税方針のみならず首相の調整力に対する自民党内からの批判の火に油を注いだ。
(田中一世、太田泰)
https://www.ytv.co.jp/press/politics/178240.html
>政治2022.12.13 13:51
高市氏「罷免されても仕方ない」首相に異論
岸田首相が防衛費の増額に伴い、増税を検討していることについて、高市経済安保相は岸田首相に直接、異論を唱えたことを明らかにしました。
高市経済安保相は12日夜開かれた閣僚懇談会の席で、岸田首相と直接、10分間話し、増税の指示を出す時期について、自らの考えとは違うことを伝えたということです。
高市経済安保相「見解が違っていたのは、財源検討の指示のタイミングの問題でございました」
