テニュア tenure、academic tenure は、大学等の高等教育における教職員の終身雇用資格である、と説明がある。次いで、米国、カナダ等の北米の大学においては、博士号取得後、任期付きの講師 lecturer、博士研究員 post-doctorate researcher、そしてテニュアトラックの助教 tenure-track assistant professor のいずれかのポジションを取得することで、大学に勤務することとなる、とある。ウイキペディアより。優秀な研究者に与えられる終身身分保障制度であり、学問の自由を保障する意味が強調されていたところは、契約制社会に合わせたとらえ方をするものだろうか。
>Assistant Professorからテニュア審査を申請する際は、准教授 (associate professor) への昇進 (promotion) も同時に申請することになるため、昇進・テニュア審査申込を同時に行うことになる。
>テニュア審査でテニュアが認められなかった場合
基本的には7年目は、更新不可能な1年間任期付きの助教授扱いとなるため、この1年間を利用して、別の大学で環境を変えて再びテニュアトラックで研究者として再挑戦する職場探しを行うか、テニュアトラックのプレッシャーを避けて、単年度又は複数年度任期付き教員(非常勤)として教鞭を執っていくかの決断を迫られることとなる。
http://www.jst.go.jp/tenure/outline.html
>
文部科学省の取組
文部科学省では、平成18年度から、研究者が若い時期に自立して研究できる環境を整備することを目的に、アメリカ等で定着しているテニュアトラック制を大学等へ導入するモデル事業※を進めてきました。この結果、平成22年度までに40 大学等がテニュアトラック制を導入し、各大学では様々な形のテニュアトラック制の試みが行われました。
平成23年からは、モデル事業の成果等を踏まえて、9頁に紹介する「テニュアトラック普及・定着事業」を開始し、補助対象となるテニュアトラック制の要件を新しく定めています。
第4 期科学技術基本計画(平成23年8月閣議決定)においても、以下のような数値目標が定められています。
第4期科学技術基本計画(平成23年8月閣議決定)
国は、テニュアトラック制の普及、定着を進める大学への支援を充実する。これにより、各大学が、その目的や特性に応じて、テニュアトラック制の導入を進めることにより、テニュアトラック制の教員の割合を、全大学の自然科学系の若手新規採用教員総数の3 割相当とすることを目指す。
http://www.jst.go.jp/tenure/about.html
>
日本のテニュアトラック制とはどのような制度なのですか?
公正で透明性の高い選考により採用された若手研究者が、審査を経てより安定的な職を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組みをいいます。
文部科学省では、次の要件を満たした研究者育成制度を実施する機関を対象に、補助を行っています。
博士号取得後10年以内の若手研究者を対象とすること
一定の任期(5年)を付して雇用すること
公募を実施し、公正・透明な選考方法を採っていること
研究主宰者(Principal Investigator:PI)として、自立して研究活動に専念できる環境が整備されていること
任期終了後のテニュアポスト(安定的な職)が用意されていること
http://www.jst.go.jp/tenure/pamph.html
テニュア・トラック制度とは|NanoSquare:大阪府立大学「地域の大学から ...
www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/environment/tenuretrack.html
大阪府立大学科学技術振興費プロジェクト「地域の大学からナノ科学・材料人材育成拠点」の公式サイト。テニュア・トラック制度による若手研究者の教員採用を国際公募を実施しています。自立支援のための研究環境、サポート体制を紹介。
北海道大学テニュアトラック制度の特徴 » テニュアトラック普及・定着事業 ...
tenure-track.cris.hokudai.ac.jp/features/
テニュアトラック制度では国内外から広く優秀な人材を積極的に公募・採用します。北大ではテニュアトラック教員の国際公募はL-Stationが全学一括して行います。また、女性研究者の活躍を特に期待するポストには女性研究者限定の公募を行うことがあります。
信州大学 テニュアトラック制度の普及・定着事業
www.shinshu-u.ac.jp/project/tenuretrack/
信州大学 世界に通じる若手研究者を育成する テニュアトラック制度の普及・定着事業 ... 平成28年度信州大学テニュアトラック普及・定着事業フォーラム&研究成果発表会~本学の若手人材育成制度の確立に向けて~を開催しました(平成28年9月13日) ...
米国のテニュア制度 - 信州大学
www.shinshu-u.ac.jp/research/project/fiber-wakate/tenua/
テニュア・トラック教員評価に際しての公正性 に移動 - すべてのテニュア候補者は以下のような扱いを受ける権利がある(1)再雇用およびテニュアのための要求基準に関する明確な説明.これには学科あるいは学部のみに適応される基準も含ま ...
テニュア・トラック制度|愛媛大学
ts.adm.ehime-u.ac.jp/
愛媛大学におけるテニュアトラック制度とは、任期を定めて採用した若手教員等に、能力開発と財政的支援を行い、教育者・研究者として自立した経験を積ませ、厳格な審査を経て終身雇用へ移行させる制度です。
長崎大学「テニュアトラック普及・定着事業」
www.nagasaki-u.ac.jp/tenuretrack/
文部科学省 科学技術人材育成費補助金 長崎大学「テニュアトラック普及・定着事業」ホームページ。公募、概要、若手研究者の紹介、関連リンク。
新潟大学 テニュアトラック事業
www.niigata-u.ac.jp/tenure_track/
新潟大学 テニュアトラック事業サイトです。本プログラムは、優秀な若手研究者(テニュア・トラック准教授/助教)を国際公募し,本学独自のテニュア・トラックと融合させるものです。
事業概要 - 宮崎大学テニュアトラック推進機構
www.miyazaki-u.ac.jp/ttkikou/overview/
テニュアトラック制とは 教育研究組織の活性化を図るため、公正で透明性の高い選抜により採用された若手研究者が、任期付の雇用形態で自立した研究者として一定の経験を積んだ後で、厳正な審査を経てテニュア教員として採用されるキャリアパスシステム。
名古屋大学テニュアトラック制に関する規程
www.nagoya-u.ac.jp/extra/kisoku/act/frame/frame110001177.htm
における若手の研究者が,テニュアの獲得に向けて自立して研究のできる環境を整備することにより,教育・研究に対する意欲を高め,もって本学の教育・研究の一層の向上を図ることを目的として導入するテニュアトラック制に関し必要な事項は,この規程の ...
http://scienceinjapan.org/topics/20130925.html
2013.09.25 トピックス
安定性と競争性を担保する 日本版テニュアトラック制度の提案
>常勤・非常勤の大きな格差
国の科学技術の発展にとって、高い適正を有する人材を大学・研究機関に確保することは最も重要な課題の一つであり、そのためには適切な人事の制度設計は欠かせないでしょう。しかしながら、我が国の大学・研究機関における人事制度は様々な深刻な問題を抱えているのが現状であり、このため、若手の「博士離れ」や日本発の論文数減少 [豊田長康先生のブログ 「あまりにも異常な日本の論文数のカーブ」を参照ください] などといった状況を生んでいると考えられます。
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/26f372a069cbd77537e4086b0e56d347
あまりにも異常な日本の論文数のカーブ
2012年06月27日 | 科学
>今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日本の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日本の研究機能についての分析データが示されていました。
>Assistant Professorからテニュア審査を申請する際は、准教授 (associate professor) への昇進 (promotion) も同時に申請することになるため、昇進・テニュア審査申込を同時に行うことになる。
>テニュア審査でテニュアが認められなかった場合
基本的には7年目は、更新不可能な1年間任期付きの助教授扱いとなるため、この1年間を利用して、別の大学で環境を変えて再びテニュアトラックで研究者として再挑戦する職場探しを行うか、テニュアトラックのプレッシャーを避けて、単年度又は複数年度任期付き教員(非常勤)として教鞭を執っていくかの決断を迫られることとなる。
http://www.jst.go.jp/tenure/outline.html
>
文部科学省の取組
文部科学省では、平成18年度から、研究者が若い時期に自立して研究できる環境を整備することを目的に、アメリカ等で定着しているテニュアトラック制を大学等へ導入するモデル事業※を進めてきました。この結果、平成22年度までに40 大学等がテニュアトラック制を導入し、各大学では様々な形のテニュアトラック制の試みが行われました。
平成23年からは、モデル事業の成果等を踏まえて、9頁に紹介する「テニュアトラック普及・定着事業」を開始し、補助対象となるテニュアトラック制の要件を新しく定めています。
第4 期科学技術基本計画(平成23年8月閣議決定)においても、以下のような数値目標が定められています。
第4期科学技術基本計画(平成23年8月閣議決定)
国は、テニュアトラック制の普及、定着を進める大学への支援を充実する。これにより、各大学が、その目的や特性に応じて、テニュアトラック制の導入を進めることにより、テニュアトラック制の教員の割合を、全大学の自然科学系の若手新規採用教員総数の3 割相当とすることを目指す。
http://www.jst.go.jp/tenure/about.html
>
日本のテニュアトラック制とはどのような制度なのですか?
公正で透明性の高い選考により採用された若手研究者が、審査を経てより安定的な職を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組みをいいます。
文部科学省では、次の要件を満たした研究者育成制度を実施する機関を対象に、補助を行っています。
博士号取得後10年以内の若手研究者を対象とすること
一定の任期(5年)を付して雇用すること
公募を実施し、公正・透明な選考方法を採っていること
研究主宰者(Principal Investigator:PI)として、自立して研究活動に専念できる環境が整備されていること
任期終了後のテニュアポスト(安定的な職)が用意されていること
http://www.jst.go.jp/tenure/pamph.html
テニュア・トラック制度とは|NanoSquare:大阪府立大学「地域の大学から ...
www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/environment/tenuretrack.html
大阪府立大学科学技術振興費プロジェクト「地域の大学からナノ科学・材料人材育成拠点」の公式サイト。テニュア・トラック制度による若手研究者の教員採用を国際公募を実施しています。自立支援のための研究環境、サポート体制を紹介。
北海道大学テニュアトラック制度の特徴 » テニュアトラック普及・定着事業 ...
tenure-track.cris.hokudai.ac.jp/features/
テニュアトラック制度では国内外から広く優秀な人材を積極的に公募・採用します。北大ではテニュアトラック教員の国際公募はL-Stationが全学一括して行います。また、女性研究者の活躍を特に期待するポストには女性研究者限定の公募を行うことがあります。
信州大学 テニュアトラック制度の普及・定着事業
www.shinshu-u.ac.jp/project/tenuretrack/
信州大学 世界に通じる若手研究者を育成する テニュアトラック制度の普及・定着事業 ... 平成28年度信州大学テニュアトラック普及・定着事業フォーラム&研究成果発表会~本学の若手人材育成制度の確立に向けて~を開催しました(平成28年9月13日) ...
米国のテニュア制度 - 信州大学
www.shinshu-u.ac.jp/research/project/fiber-wakate/tenua/
テニュア・トラック教員評価に際しての公正性 に移動 - すべてのテニュア候補者は以下のような扱いを受ける権利がある(1)再雇用およびテニュアのための要求基準に関する明確な説明.これには学科あるいは学部のみに適応される基準も含ま ...
テニュア・トラック制度|愛媛大学
ts.adm.ehime-u.ac.jp/
愛媛大学におけるテニュアトラック制度とは、任期を定めて採用した若手教員等に、能力開発と財政的支援を行い、教育者・研究者として自立した経験を積ませ、厳格な審査を経て終身雇用へ移行させる制度です。
長崎大学「テニュアトラック普及・定着事業」
www.nagasaki-u.ac.jp/tenuretrack/
文部科学省 科学技術人材育成費補助金 長崎大学「テニュアトラック普及・定着事業」ホームページ。公募、概要、若手研究者の紹介、関連リンク。
新潟大学 テニュアトラック事業
www.niigata-u.ac.jp/tenure_track/
新潟大学 テニュアトラック事業サイトです。本プログラムは、優秀な若手研究者(テニュア・トラック准教授/助教)を国際公募し,本学独自のテニュア・トラックと融合させるものです。
事業概要 - 宮崎大学テニュアトラック推進機構
www.miyazaki-u.ac.jp/ttkikou/overview/
テニュアトラック制とは 教育研究組織の活性化を図るため、公正で透明性の高い選抜により採用された若手研究者が、任期付の雇用形態で自立した研究者として一定の経験を積んだ後で、厳正な審査を経てテニュア教員として採用されるキャリアパスシステム。
名古屋大学テニュアトラック制に関する規程
www.nagoya-u.ac.jp/extra/kisoku/act/frame/frame110001177.htm
における若手の研究者が,テニュアの獲得に向けて自立して研究のできる環境を整備することにより,教育・研究に対する意欲を高め,もって本学の教育・研究の一層の向上を図ることを目的として導入するテニュアトラック制に関し必要な事項は,この規程の ...
http://scienceinjapan.org/topics/20130925.html
2013.09.25 トピックス
安定性と競争性を担保する 日本版テニュアトラック制度の提案
>常勤・非常勤の大きな格差
国の科学技術の発展にとって、高い適正を有する人材を大学・研究機関に確保することは最も重要な課題の一つであり、そのためには適切な人事の制度設計は欠かせないでしょう。しかしながら、我が国の大学・研究機関における人事制度は様々な深刻な問題を抱えているのが現状であり、このため、若手の「博士離れ」や日本発の論文数減少 [豊田長康先生のブログ 「あまりにも異常な日本の論文数のカーブ」を参照ください] などといった状況を生んでいると考えられます。
http://blog.goo.ne.jp/toyodang/e/26f372a069cbd77537e4086b0e56d347
あまりにも異常な日本の論文数のカーブ
2012年06月27日 | 科学
>今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日本の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日本の研究機能についての分析データが示されていました。