言語は、ごんご、げんぎょ、そして、げんご となる。
言上 、過言 、他言については、ごん であり、 言詞、言明、言論については、げん である。
遺言、伝言、無言は、どうか。
言語、言行、言質、格言、甘言、狂言、金言、巧言、失言、方言としては、すべて、げん である。
言上、言明はそれぞれともに、言うことであり、伝言、言行などは、言ったことについてである。
そうすると、言には、言うことと、言ったこととの、ふたつのとらえ方がある。
言を弄する、言を左右にして、というような用い方では、言うことを表わす。
口から声を出して言うことそのものである。
語は、語気、語調、豪語、私語のように、言うことをさすが、それには言うことのまとまり、一つ一つの言葉であるが、それを表わすようである。
したがって、そのひとつと、連続して発音する言葉のまとまりをさしている。
言語は、訓読みをして、言うこと、語ること、それぞれ口から発する声に、その行為そのものをさす場合と、その声をひとまとまりにしてとらえることのできる、ことがある。
その、こと は、言という字をあてている。
ことば の、こと である。
こと には、言 のほかに、事 を宛てて表すが、それは、こととわざになる。
ことわざしげき、古今集の仮名序に、世の中にある人、ことわざしげきものなれば、とあり、この世の中に存在する人間はこのような行為がたくさんあるものなので、と解釈する。
言上 、過言 、他言については、ごん であり、 言詞、言明、言論については、げん である。
遺言、伝言、無言は、どうか。
言語、言行、言質、格言、甘言、狂言、金言、巧言、失言、方言としては、すべて、げん である。
言上、言明はそれぞれともに、言うことであり、伝言、言行などは、言ったことについてである。
そうすると、言には、言うことと、言ったこととの、ふたつのとらえ方がある。
言を弄する、言を左右にして、というような用い方では、言うことを表わす。
口から声を出して言うことそのものである。
語は、語気、語調、豪語、私語のように、言うことをさすが、それには言うことのまとまり、一つ一つの言葉であるが、それを表わすようである。
したがって、そのひとつと、連続して発音する言葉のまとまりをさしている。
言語は、訓読みをして、言うこと、語ること、それぞれ口から発する声に、その行為そのものをさす場合と、その声をひとまとまりにしてとらえることのできる、ことがある。
その、こと は、言という字をあてている。
ことば の、こと である。
こと には、言 のほかに、事 を宛てて表すが、それは、こととわざになる。
ことわざしげき、古今集の仮名序に、世の中にある人、ことわざしげきものなれば、とあり、この世の中に存在する人間はこのような行為がたくさんあるものなので、と解釈する。