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コプラ、コピュラ  copula 繋辞

2016-06-02 | 日本語百科
コピュラ copulaについて、文の主語とその後に置かれる語を結ぶための補助的な品詞と解説がある。さらには、コピュラによって主語と結ばれる語は名詞など、動詞以外の品詞が多い、とある。これは何だろうか。文法用語として使うと、こうなるのか。日本語で繋辞となるから、主辞、繋辞、賓辞とあれば、その理解である。論理学でいうところの、主語また主辞 と述語また賓辞 とを連結する。また先の解説で、X=Yの形式を作るのがコピュラであるとして、Y=Xと交換可能であり、2つの要素が一致することを指定、Y=Xとすることができず、YがXの属性を表すことを措定と呼ぶと見える。日本語で、~とは、と説明をするのを、トハ措定と呼んできた。そこで、このコピュラ、またはコプラであるが日本語では、例えば、「だ」「です」「(で)ある」「(で)ない」「らしい」「ようだ」「ちがいない」「しれない」「そうだ」「になる」などがこれにあたる、とする。以上、ウイキペディアによる。あるいは論理学の用語を文法学にあてはめた命題の文法としているものがある。

デジタル大辞泉の解説
けい‐じ【×繋辞】
《copula》論理学で、命題の主辞と賓辞とをつなぎ、両者の関係を言い表す言語的表現。「鯨は哺乳類である」の「である」の類。連語。連辞。


>形式論理学では、三要素があると考え、「判断」は「主語(主辞)」と「述語(賓辞)」の二つの要素で成り立つと捉えた方が分かりやすいし、またそういう理解で十分だろうと思います。
 論理学では、主辞はS、賓辞はP、繋辞は-で表わし、「SはPである」は「S-P」と書く。


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