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報われない努力

2021-07-25 | きょうのニューストピック

報われない努力もある、落とされて、這い上がって、ここにきてまた落ちた、体操って面白いですね、努力の仕方が悪かった、こうなって引退も何もないですよ――体操の内村選手の思いである。

>内村航平(32=ジョイカル)の五輪があっけなく幕を閉じた。男子予選、種目別の金メダルを狙い専念した鉄棒で落下。13・866点で上位8人が進む決勝に進めなかった。両肩痛に耐えかね、20年2月に種目別の道を選んだ先の4度目の五輪には、失意が待っていた。引退は宣言せず、今後も体操に向き合う。
>わずか25秒。本人も「分からない」と嘆く理由なき失敗で、母国での戦いを終えることになった。
内村 何やってんだバカ! それ以上も以下でもない。全部自分のせい。自分に失望している。
あきれ返る冷笑と冗舌。大舞台こそ練習以上を出せていた過去の自分はいなかった。これだけ苦渋を超えてきたのに…。
19年4月、両肩痛の悪化で全日本選手権を予選落ちし、「(五輪は)夢物語」と言い捨てた。肩に注射を100本以上打った。20年2月には、鉄棒専念を決めた。「輝くにはこの道しかなかった」。3月25日、コロナ禍で五輪1年延期が決まった翌日には「つらいですね…」と漏らした。完治する時間をもらえたのでなく、完治しない肩の痛みともう1年付き合う、それは地獄の時間に思えた。
ただ、他5種目の負荷がなくなったことで、見えた光もあった。H難度のブレトシュナイダーの回転の仕方を根本から見直した。バーを離して2回転の間に2回ひねる。コロナ以前は最初の1回転で4分の1ひねったが、1回転で1ひねりずつに変えた。より美しさを求めた。求道者のようにバーを握る日々は、楽しさも生んだ。
身に染みる体操の奥深さ。それはこの日の失意の中でも感じた。
内村 面白さしかない。極めるというのは知らないことがないこと。これだけやってまだ知らないことがある。
 日刊スポーツより
 内村航平「何やってんだバカ」落下で落選も 引退「永遠にしないかも」
 [2021年7月24日


国内コロナ感染者、5千人超
1週間前から約2千人増加
2021/7/25 19:35 (JST)7/25 19:39 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社

 国内で25日、新たに報告された新型コロナウイルスの感染者が5020人に上った。1日当たり5千人を超えるのは22日以来。前週の日曜日から約2千人の大幅増となり、各地で感染が広がっている。
 内訳は東京1763人、神奈川531人、大阪471人、埼玉449人、千葉279人、沖縄209人など。前週の日曜日と比べ東京は755人増、大阪は209人増となった。
 死者は沖縄3人、大阪1人の計4人が報告された。
 厚生労働省によると重症者は448人で、前日より12人増加した。


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