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さまざまの人材を織り交ぜる、それは

2013-01-19 | 日本語新百科
日本語誤百科 739 さまざの人材を織り交ぜる を、例題にしている。模様を織り混ぜる、という意味だと解説し、物事に別のことを組み入れるようにとらえて、自分の経験などに使えるとする。物事なら良い、ところが、人間は、織り交ぜるのように使えないとして、人材を協同させる とでも言うべきだ、と結ぶ。この説明には、人間を独立した個としていることから、複数の人間を混合した、新しい人間を作ることはできない、という視点がある。はたして、人間を織物のようにおりまぜて、作るのは、やはり人間だろうか・・・

日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。

人材 とあるから、ここは材料として見る。つまり人間がたとえられて、糸なのである。それは作業をする人々がさまざまな人材としてある。この表現を比喩とみると、この前後にどのよう文脈があるか、そして、織りあがったものは人間ではない。一つ一つの糸に対して織物は布であろう。

この表現をそのまま受け取って見ると、さまざまの人材を織り交ぜて、どうしたのか。あるいは、何についてざまざまの人材を織り交ぜたのか。ということが問われて、どのような作品ができたのか、作業がどのように織りなされたか、というようなことを、素朴に思う。



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