古典和歌解読、副題には、和歌表現はどのように深化したか、とある。
2000年に出版、扉の裏に、最終講義に代えて、という。
この春に、2000年のこと、退職をむかえた由、はしがきに記されている。
感懐もひとしお、14年前になるし、すれば、著者の小松英雄氏は現在、80歳を超えている。
この書を手にしたのは2001年のことであるから、さらにその偶然を思う。
かつて、日本声調史論考、風間書房 1971、国語史学基礎論、笠間書院 1973を手にしたころ、学生だったわたしは、基礎論ともども、繰り返し読んだ。
そしてその影響下に文献国語学を確かにした。
いろはうた、中公新書 1979、日本語の世界7.日本語の音韻、中央公論社 1981などを、そして気づくことがあり、距離を置いた。
3部作に再び、日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史、笠間書院 1999、古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか、笠間書院 2000、日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか、 笠間書院 2001 に、出会った。
日本語の歴史に、購読をして用いたこともあった。
この解読は、かわらず、常識の冴えがある。
文献学的と言うところは変わらないし、抒情詩に観点を与えるのも変わりがない。
すなわち、構文解析、表現解析、テクスト解析、この方法である。
日本声調史論考(風間書房 1971)
国語史学基礎論(笠間書院 1973:増補版 1986:簡装版 2006)
いろはうた(中公新書 1979)
日本語の世界7.日本語の音韻(中央公論社 1981)
徒然草抜書(三省堂 1983/ 講談社学術文庫 1990、復刊 2007)
仮名文の原理(笠間書院 1988)
やまとうた(講談社 1994)
仮名文の構文原理(笠間書院 1997:増補版 2003)
日本語書記史原論(笠間書院 1998:増補版 2000:新装版 2006)
日本語はなぜ変化するか 【母語としての日本語の歴史】(笠間書院 1999)
古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか(笠間書院 2000)
日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか(笠間書院 2001)
みそひと文字の抒情詩(笠間書院 2004)-「やまとうた」を全面的に書き改め、新たに一章を加筆
古典再入門 「土左日記」を入口にして(笠間書院 2006)
丁寧に読む古典(笠間書院 2008)
伊勢物語の表現を掘り起こす 《あづまくだり》の起承転結(笠間書院 2010)
平安古筆を読み解く 散らし書きの再発見(二玄社 2011)
2000年に出版、扉の裏に、最終講義に代えて、という。
この春に、2000年のこと、退職をむかえた由、はしがきに記されている。
感懐もひとしお、14年前になるし、すれば、著者の小松英雄氏は現在、80歳を超えている。
この書を手にしたのは2001年のことであるから、さらにその偶然を思う。
かつて、日本声調史論考、風間書房 1971、国語史学基礎論、笠間書院 1973を手にしたころ、学生だったわたしは、基礎論ともども、繰り返し読んだ。
そしてその影響下に文献国語学を確かにした。
いろはうた、中公新書 1979、日本語の世界7.日本語の音韻、中央公論社 1981などを、そして気づくことがあり、距離を置いた。
3部作に再び、日本語はなぜ変化するか 母語としての日本語の歴史、笠間書院 1999、古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか、笠間書院 2000、日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか、 笠間書院 2001 に、出会った。
日本語の歴史に、購読をして用いたこともあった。
この解読は、かわらず、常識の冴えがある。
文献学的と言うところは変わらないし、抒情詩に観点を与えるのも変わりがない。
すなわち、構文解析、表現解析、テクスト解析、この方法である。
日本声調史論考(風間書房 1971)
国語史学基礎論(笠間書院 1973:増補版 1986:簡装版 2006)
いろはうた(中公新書 1979)
日本語の世界7.日本語の音韻(中央公論社 1981)
徒然草抜書(三省堂 1983/ 講談社学術文庫 1990、復刊 2007)
仮名文の原理(笠間書院 1988)
やまとうた(講談社 1994)
仮名文の構文原理(笠間書院 1997:増補版 2003)
日本語書記史原論(笠間書院 1998:増補版 2000:新装版 2006)
日本語はなぜ変化するか 【母語としての日本語の歴史】(笠間書院 1999)
古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか(笠間書院 2000)
日本語の歴史 青信号はなぜアオなのか(笠間書院 2001)
みそひと文字の抒情詩(笠間書院 2004)-「やまとうた」を全面的に書き改め、新たに一章を加筆
古典再入門 「土左日記」を入口にして(笠間書院 2006)
丁寧に読む古典(笠間書院 2008)
伊勢物語の表現を掘り起こす 《あづまくだり》の起承転結(笠間書院 2010)
平安古筆を読み解く 散らし書きの再発見(二玄社 2011)