ほし 星 を宛てる。ほし 星 を宛てる。
字通に引用する古訓に、
>
〔和名抄〕星 保之(ほし) 〔名義抄〕星 ホシ・ハル 〔篇立〕星 ヒハレタリ・ホシ 〔字鏡集〕星 ヨハヒホシ・ホシ・ハレタリ
と見える。
星についての呼び名は、倭名類聚抄に記すその名前からあったようである。
日本百科全書ニッポニカの説明から、次のようである。
>平安時代の中期、源順(みなもとのしたごう)が著した『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』のなかには「日、陽烏(やたがらす)、月、弦(ゆみはり)月、満月、暈(かさ)、星、明星(あかほし)、長庚(ゆうつづ)、牽牛(ひこぼし)、織女(たなばたつめ)、流星(よばいぼし)、彗星(ははきぼし)、昴星(すばるぼし)、天河(あまのかわ)」の15項目がある。陽烏は太陽、明星は木星、長庚は金星である。清少納言(せいしょうなごん)の『枕草子(まくらのそうし)』には「星はすばる、ひこぼし、夕づつ。よばい星少しおかし、尾だになからましかば、まいて」とある。
日本国語大辞典は、次のようである。
>一般には太陽・月・地球を除く天体。広義には、すべての天体。狭義では恒星をいう。
*万葉〔8C後〕二・一六一「北山にたなびく雲の青雲の星(ほし)離れ行き月を離れて〈持統天皇〉」
*十巻本和名抄〔934頃〕一「星 説文云星〈世間云保之〉万物精上所生也」
*源氏〔1001~14頃〕末摘花「またるる月の心もとなきに、ほしのひかりばかりさやけく」
星辰
ほし。星宿。星座。
日本後紀‐延暦二三年〔804〕六月甲子「尊卑有序、仰星辰而可知」
字通に引用する古訓に、
>
〔和名抄〕星 保之(ほし) 〔名義抄〕星 ホシ・ハル 〔篇立〕星 ヒハレタリ・ホシ 〔字鏡集〕星 ヨハヒホシ・ホシ・ハレタリ
と見える。
星についての呼び名は、倭名類聚抄に記すその名前からあったようである。
日本百科全書ニッポニカの説明から、次のようである。
>平安時代の中期、源順(みなもとのしたごう)が著した『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』のなかには「日、陽烏(やたがらす)、月、弦(ゆみはり)月、満月、暈(かさ)、星、明星(あかほし)、長庚(ゆうつづ)、牽牛(ひこぼし)、織女(たなばたつめ)、流星(よばいぼし)、彗星(ははきぼし)、昴星(すばるぼし)、天河(あまのかわ)」の15項目がある。陽烏は太陽、明星は木星、長庚は金星である。清少納言(せいしょうなごん)の『枕草子(まくらのそうし)』には「星はすばる、ひこぼし、夕づつ。よばい星少しおかし、尾だになからましかば、まいて」とある。
日本国語大辞典は、次のようである。
>一般には太陽・月・地球を除く天体。広義には、すべての天体。狭義では恒星をいう。
*万葉〔8C後〕二・一六一「北山にたなびく雲の青雲の星(ほし)離れ行き月を離れて〈持統天皇〉」
*十巻本和名抄〔934頃〕一「星 説文云星〈世間云保之〉万物精上所生也」
*源氏〔1001~14頃〕末摘花「またるる月の心もとなきに、ほしのひかりばかりさやけく」
星辰
ほし。星宿。星座。
日本後紀‐延暦二三年〔804〕六月甲子「尊卑有序、仰星辰而可知」