たびは、飛ぶか、給べが、語源と関係するか、はっきりしないらしい。
たびたびという、度を意味するのは旅と関係があるか、これもはっきりしない。
もう少し、いろいろというのを見ると、
たどる日、他日、外日、外辺、発日、そして他火などあるが、いずれも、あやしい。
放浪、さすらう、流浪、さまよう、彷徨など、イメージは異なる。
たびをすることは伊勢参りをおもいうかべて、それほどにたびは自由気ままなことではなかった。本貫を離れることは、たいそうなことであった。ミヤゲを持ち帰ることが、生き死ににかかわることでもある。
旅行の旅という漢字は、隊を組んでよその土地へ行くことである。中国、周代の軍団の単位と解説し、兵五〇〇を一旅とし、五旅を一師、五師を一軍とする、また、一般に軍隊をさす、というようなことである、大辞林、旅、りょ。
ちなみに、斎藤和英から。
Travelling; travel; a journey; a tour; a trip
用例、旅をする to travel―make a journey―
長途なら―make a tour
短期なら―make a trip
伊勢参りはまた、お蔭参りであった。抜け参りという言い方もある。
お伊勢講とかかわる。歴史的には、それほど古いことではない。
>江戸からは片道15日間、大阪からでも5日間、名古屋からでも3日間、東北からも、九州からも参宮者は歩いて参拝した。岩手の釜石からは100日掛かったと言われる。
記録では、早い時期は次のようである。
>1638年(寛永15年)
1650年(慶安3年) 慶安のお蔭参りは、記録が少なく、詳しいことはわかっていない。「寛明日記」によると、江戸の商人が流行らせたと言う。
そして明治になって、伊勢神宮としてのことは、
>明治に入り、明治天皇が伊勢神宮へ行幸したのをきっかけに伊勢神宮の性質が変容し、さらに、明治政府が御師の活動を禁じたために、民衆の伊勢神宮への参拝熱は冷めてしまった。
以上は、フリー百科事典。
たびたびという、度を意味するのは旅と関係があるか、これもはっきりしない。
もう少し、いろいろというのを見ると、
たどる日、他日、外日、外辺、発日、そして他火などあるが、いずれも、あやしい。
放浪、さすらう、流浪、さまよう、彷徨など、イメージは異なる。
たびをすることは伊勢参りをおもいうかべて、それほどにたびは自由気ままなことではなかった。本貫を離れることは、たいそうなことであった。ミヤゲを持ち帰ることが、生き死ににかかわることでもある。
旅行の旅という漢字は、隊を組んでよその土地へ行くことである。中国、周代の軍団の単位と解説し、兵五〇〇を一旅とし、五旅を一師、五師を一軍とする、また、一般に軍隊をさす、というようなことである、大辞林、旅、りょ。
ちなみに、斎藤和英から。
Travelling; travel; a journey; a tour; a trip
用例、旅をする to travel―make a journey―
長途なら―make a tour
短期なら―make a trip
伊勢参りはまた、お蔭参りであった。抜け参りという言い方もある。
お伊勢講とかかわる。歴史的には、それほど古いことではない。
>江戸からは片道15日間、大阪からでも5日間、名古屋からでも3日間、東北からも、九州からも参宮者は歩いて参拝した。岩手の釜石からは100日掛かったと言われる。
記録では、早い時期は次のようである。
>1638年(寛永15年)
1650年(慶安3年) 慶安のお蔭参りは、記録が少なく、詳しいことはわかっていない。「寛明日記」によると、江戸の商人が流行らせたと言う。
そして明治になって、伊勢神宮としてのことは、
>明治に入り、明治天皇が伊勢神宮へ行幸したのをきっかけに伊勢神宮の性質が変容し、さらに、明治政府が御師の活動を禁じたために、民衆の伊勢神宮への参拝熱は冷めてしまった。
以上は、フリー百科事典。