誕生日の語をあらためて知る。誕生という字は、誕字に嘘つくとかだますとか説明がある。そして、
>玉篇‐言部「誕、〈略〉天子生曰降誕」
という。字通を見ると、誕辰の意に用いるのは、
>〔詩、大雅、生民〕「誕(ここ)に厥(そ)のを彌(を)へ 先づ生まるることの如し」の「」に「生まるる」を連ねて成語としたものである。
字通, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com
と解説する。誕辰は、誕生日のこと。はて、虚誕・妄誕の言とは、どう用いるか。この文字にある意味である。
誕生は詩経から、成語であった。
古辞書の訓
〔名義抄〕 サカル・イツハリ・イツハル・ウム・ウマル・オホイナリ・ヨコタハル 〔字鏡集〕 ナガル・ウマル・ヨコタハル・マコト・オホキニ・イツハル・オホイナリ・サカル・サカレル
"誕", 字通, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com , (参照 2018-09-01)