現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

家族の事話そう

2013-08-04 | 日記
中日新聞のコラム、<家族のこと話そう> シンガー こむろゆいさん 8月4日付朝刊 いつもこのコラムを読む。素敵だから、記事の作り手がうまいのだろう。感心している。何よりも話してくれる人がよく表れる、現われたのはフォークの元祖の娘さんである。父親は70歳になる。そのなかで難聴だった、ゆいさんが、父の言葉で壁超えられた、というのである。そのくだりは次のようである。

>でも、デビューから五年後、壁にぶつかりました。生まれつきの難聴で、左耳はほとんど聞こえなかったのですが、受けた手術が失敗したのです。昔は治療法がなく、近年になって人工骨で聴力を得る可能性が出てきたというので受けたのですが、術後はさらに不具合になったのです。
 普通、耳は異音を抑える機能があって、脳への刺激を和らげるのですが、私にはそのまま響いてくる。ある周波数の音は割れて聞こえるのです。楽器の音も分かりにくい。平衡感覚にも障害が出て、実家に戻りました。父の部屋にあったギターを鳴らしても、うまく聞こえない。自分が歌う声すらひずんで聞こえるのです。落ち込みました。
 そんなある時、父が「大会場は無理だろうけど、友達のカフェなんかでやる小さなライブにゲストで来てみるか?」と声をかけてくれました。父のライブで、聞くことのリハビリをさせてもらいました。

生まれつきのこともあり、右耳だけのゆいさんには人知れず、人には言えない苦労があっただろうに、巡り会わせはまたうまくない。耳の手術はますます不具合にしたということだから、それはつらいことだろう。その中で音楽の活動を続けて、聞こえる、その聴き方をリハビリする一言だった。聞くことに合わせる、というのだ。

ここを読んではっとさせられた。詳しくは、次の記事にある。
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2013080402000001.html

聞くことを教わる、そういうふうに、ゆいさんは表現していた。

わたしの耳も年齢の所為かと、高音が聞き取れなくなって、健康診断で、C判定になってしまった。経過観察を必要とするということだ。これには経過があって耳鼻科での検査では難聴ではない、耳の働きが衰えているということであった。内耳に水がたまる、それは体内の液なんだろうけれど、それによって地下鉄に乗って女性車掌のアナウンスを聞いているような状況になる。音が割れるのである。

2年前に手術をして、そのときに、常用していた薬が影響するかもしれない、と言われながら、手術をした。自己免疫の不全状態なので、それを助ける薬をすでに飲み続けて、それでも何とかうまくいって、昨暮れぐらいに右耳のボワーン状態を診てもらうことにしてさきの耳鼻科の検査結果のようなことだった。

それから症状は変わらない。普通に接している限り何ら不安を与えない。しかしその耳の症状改善にも今、飲んでいる薬が関係していて、だから、それを耳のために服用することはない。それで、不自由なのかとなれば、それはないし、耳鼻科の診察時も毎回、めまい吐き気などを問診で受けていたが、まずそのようなことはない。この耳はどうなっているんだろうと、原因にばかり気が向いていたのだったが、はたと、ゆいさんの話を読んで、ひざをうった1


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。