あれはなんだったろう。たしかに痛くて、しんどかった両の肩、気候のきつさかと思っていたが、運動不足と気づいて、歩いて、日々に歩数を記録した。ここ1週間の平均3392と見える。歩数番のアプリ、1月からの集計で、日に6000歩の目標はまだ遠い。1万歩数を掲げてこれは毎日の通勤距離だと知ったが、わたしにとっては、その日々にない。
昨年はとくに、通勤がなくなって、テレワークに過ごしていた。その疲労には対処しなかった。パソコンを週に4時間、これは集中して2日間、準備を入れると、10時間はキーを叩いていたから、そのほかにも画面とにらめっこはしょっちゅうにかかわらず、緊張したリアルタイムは半端じゃない。テレワークと言いながら、動いてする労働量の対価を考えると、座ったままでそれをするなど、かなりハードで、誰もそれに気づかないわけではない。腰を痛め、目を疲れさせ、様々、バランスを崩す話を聞く。
このひと月当たりのテレワークにしても運動量にしてもそれほどでないにかかわらず、さきの、あれはなんだったろうという思いを回復するのに、少し体調が戻ってきた。それに気づいたのが、指の爪に現れる不健康バロメーターである。どこでか、左足親指に横の線がふかくつよく出ていた。生え際からかなり時日が立っていて、あれっと見ると、色悪くかなり目立つ。この感じからして1.5カ月前の爪のサインである。ここにいきわたらない養分足らずの状態の刻みである。
きつかったのだなと思い起こすようなことである。