0923 白杖に理解を
怖い…視覚障害者の日常 外出時 怒鳴られ、蹴られ 67%「危険感じた」 中日新聞トップ記事、見出しである。20140923
リードには、
埼玉県内で白杖(はくじょう)を持った全盲の女子生徒が脚を蹴られたり、盲導犬が傷つけられる事件が相次いだことを受け、県視覚障害者福祉協会(熊谷市)が今月、県内や東京都内などの視覚障害者にアンケートを行い、67%が「外出時に危険を感じた」と回答したことが分かった、
とある。
記事見出しに、白杖に理解を 東海の関係者 とある。
トップ左の見出しは、リニア、2分で500キロ 浮上車両の電力は? 磁界利用し、無線送電 報道陣向け試乗会 とある。20140923
記事には、 二〇二七年に東京-名古屋間でリニア中央新幹線の開業を目指すJR東海(名古屋市)は二十二日、山梨県都留市の山梨リニア実験線で、報道陣向けの試乗会を行った、とある。
写真記事に、ごんぎつねの里が秋色 とある。20140923
>矢勝川沿いの堤防を赤く染めるヒガンバナ=22日午後、愛知県半田市で
童話作家の新美南吉(1913~43年)ゆかりの愛知県半田市と阿久比町の境を流れる矢勝(やかち)川沿いで、ヒガンバナが見ごろを迎えた。200万本が咲き誇り、訪れた人たちは童話の世界に重ねて見ている。23日は彼岸の中日-
プーチン氏の今秋来日断念 首相、米の反対考慮 20140923
記事には、 安倍政権はロシアのプーチン大統領の秋の来日を断念せざるを得ないとの判断を固めた、とある。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年9月23日
「さわやか」は秋の季語だ。中世の連歌の時代からの秋の季語だが、俳句によく登場するようになったのは、近代。高浜虚子ら「ホトトギス」の俳人らが愛用するようになったのだと、坪内稔典(としのり)さんの『季語集』(岩波新書)に教わった
さわやかと言えば、風薫る初夏の印象も強いが、坪内さんは、「スカッとさわやか…」という例の清涼飲料の宣伝文句が、この秋の季語に初夏の感じを与えたのではないかと推察している
きょうは本当にさわやかな秋分の日となりそうだが、果たして「さわやか」は秋の季語であり続けることができるか。世界気象機関(WMO)が動画サイトで公開している「二〇五〇年の天気予報番組」を見れば、かなり怪しい
その年の九月二十三日夜のニュースでは、こんなアナウンスが流れるかもしれないのだ。「お彼岸になっても厳しい暑さが収まりません。名古屋は三六度、東京は三五度まで気温が上がりました…この熱波の影響で、今年の京都の紅葉の見ごろはクリスマスころとなりそうです」
きょう国連の気候変動サミットが開かれ、各国首脳が温暖化対策への意気込みを語る。現代文明が取り返しのつかぬ道を歩んでいることを見据え、未来への責務をどう果たしていくか。それができねば将来、この句を苦々しく読み返すことになるかもしれない
<過ちは過ちとして爽やかに>虚子
怖い…視覚障害者の日常 外出時 怒鳴られ、蹴られ 67%「危険感じた」 中日新聞トップ記事、見出しである。20140923
リードには、
埼玉県内で白杖(はくじょう)を持った全盲の女子生徒が脚を蹴られたり、盲導犬が傷つけられる事件が相次いだことを受け、県視覚障害者福祉協会(熊谷市)が今月、県内や東京都内などの視覚障害者にアンケートを行い、67%が「外出時に危険を感じた」と回答したことが分かった、
とある。
記事見出しに、白杖に理解を 東海の関係者 とある。
トップ左の見出しは、リニア、2分で500キロ 浮上車両の電力は? 磁界利用し、無線送電 報道陣向け試乗会 とある。20140923
記事には、 二〇二七年に東京-名古屋間でリニア中央新幹線の開業を目指すJR東海(名古屋市)は二十二日、山梨県都留市の山梨リニア実験線で、報道陣向けの試乗会を行った、とある。
写真記事に、ごんぎつねの里が秋色 とある。20140923
>矢勝川沿いの堤防を赤く染めるヒガンバナ=22日午後、愛知県半田市で
童話作家の新美南吉(1913~43年)ゆかりの愛知県半田市と阿久比町の境を流れる矢勝(やかち)川沿いで、ヒガンバナが見ごろを迎えた。200万本が咲き誇り、訪れた人たちは童話の世界に重ねて見ている。23日は彼岸の中日-
プーチン氏の今秋来日断念 首相、米の反対考慮 20140923
記事には、 安倍政権はロシアのプーチン大統領の秋の来日を断念せざるを得ないとの判断を固めた、とある。
中日春秋(朝刊コラム)
2014年9月23日
「さわやか」は秋の季語だ。中世の連歌の時代からの秋の季語だが、俳句によく登場するようになったのは、近代。高浜虚子ら「ホトトギス」の俳人らが愛用するようになったのだと、坪内稔典(としのり)さんの『季語集』(岩波新書)に教わった
さわやかと言えば、風薫る初夏の印象も強いが、坪内さんは、「スカッとさわやか…」という例の清涼飲料の宣伝文句が、この秋の季語に初夏の感じを与えたのではないかと推察している
きょうは本当にさわやかな秋分の日となりそうだが、果たして「さわやか」は秋の季語であり続けることができるか。世界気象機関(WMO)が動画サイトで公開している「二〇五〇年の天気予報番組」を見れば、かなり怪しい
その年の九月二十三日夜のニュースでは、こんなアナウンスが流れるかもしれないのだ。「お彼岸になっても厳しい暑さが収まりません。名古屋は三六度、東京は三五度まで気温が上がりました…この熱波の影響で、今年の京都の紅葉の見ごろはクリスマスころとなりそうです」
きょう国連の気候変動サミットが開かれ、各国首脳が温暖化対策への意気込みを語る。現代文明が取り返しのつかぬ道を歩んでいることを見据え、未来への責務をどう果たしていくか。それができねば将来、この句を苦々しく読み返すことになるかもしれない
<過ちは過ちとして爽やかに>虚子