今日は小正月という、が。
小正月、大小は暦の上では解釈して一般には、サイトに引き写しが見える。
>神様をお迎えするためのお正月飾りは、松の内を過ぎたら片付けます。一般的に『松の内』は1月15日までという地域が多くなっているので、1月15日には松飾りや鏡餅を片付けましょう。松飾りは、左義長やどんど焼きなどのお焚き上げに出すのが本来の処分方法です。町内や大きな神社でお焚き上げが行われている方は、自宅の松飾りの持ち込みが可能か確認してみましょう。
こういう、松の内を過ぎて15日は、かつて成人式の節目を祝休日としていた。旧暦の1月15日は満月の日となる。まだ旧暦は先だが、果たして今宵はいかが。
元宵節は、正月の望の日、満月の日、旧暦一月十五日、 日本でいうところの小正月にあたるが、正月は別に元月とも称され、元月の最初の宵であることより元宵節と命名された。
正月十五 zhēngyuè shíwǔ
2022年元宵節は2月15日になる。
http://chugokugo-script.net/chugoku-bunka/genshousetsu.html
「元宵節」の由来と習慣
>元宵節の由来は漢代にさかのぼります。漢の文帝が正月の15日、戦いに勝利したことを民衆とともに祝おうとして始まった行事だそうです。その後道教や仏教の行事と混じり合い、今の元宵節になっていきます。隋、唐、宋と時代が下るとともにさらに大きな行事になり、町のあちこちに火をともした提灯が飾られるようになりました。そこで元宵節のことを“灯节 dēngjié”とも言うようになり、海外では「ランタンフェスティバル」として知られています。
正月十五夜 蘇味道
火樹銀花合 火か樹じゅ銀ぎん花か合がっし
星橋鉄鎖開 星せい橋きょう鉄鎖てつさ開く
暗塵随馬去 暗あん塵じん馬に随したがって去り明月逐人来 明月めいげつ人を逐おうて来たる
游伎皆穠李 游伎ゆうぎは皆穠じょう李り
行歌尽落梅 行歌こうかは尽ことごとく落らく梅ばい
金吾不禁夜 金きん吾ご夜を禁ぜず
玉漏莫相催 玉漏ぎょくろう相あい催うながすこと莫なかれ
(現代語訳)
元宵節の灯ろうが木に飾られて火の樹、銀の花のよう。
お城の前の橋は今日は鎖がはずされている。
馬の歩みとともに舞う埃は夜闇に消え
明るい満月が人々を追いかけてくる。
歌い女(め)、踊り女(め)たちはみなスモモの花のよう
彼女たちの歌う歌はみな「落梅」の調べ。
お城の衛兵も今宵はとがめだてしない。
水時計よ、この楽しい時をせかさないでおくれ。
蘇味道(648~705)は唐代の役人。現河北省の出身。
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