自分探しと楽しさについて 集英社新書0580C 2011年2月22日 森 博嗣
トータルで約12時間で書き上げた本だと、あとがきで述べている。
執筆期間は7日間、日割りをして、日に2時間弱の、正確には1.7時間だから日に100分ほどの作業と言うことらしい。
新書を3冊書いたら相談メールがたくさん来てほかっても置けないから書いたそうだ。
それを3時間かからないで読んでしまったので、そんな程度かと、筆者の言に沿って正直思うところだ。
一人楽しみはほかの人に語らない方がいいと言っているので、この執筆作業もこう言ってしまうと時間量による結果となって、ほとんど主張が見つからない。これはこの人のスタイルだから仕方がない。
自分、楽しさ、社会、思いつくままに書いたそうで、それで足りないから、ぶらりとどこかへ行こう、付け加えたことのようだ。
とくに引き合いに出すようなことではないけれど、仕事はするから金をくれと言わんばかりの話だ。公務員を辞めて物書きになったとあったので、収入と支出の計算は確かなんだろう。この本に書かれていることで役に立つのは落ち葉拾いの作業を時間と量で示したことぐらいか、それもなにごとにおいてか、そんなことをしたのかを知ることがこの人を知ることになる。
箴言を書くといいのにと思うが、そこまではいかないか・・・
トータルで約12時間で書き上げた本だと、あとがきで述べている。
執筆期間は7日間、日割りをして、日に2時間弱の、正確には1.7時間だから日に100分ほどの作業と言うことらしい。
新書を3冊書いたら相談メールがたくさん来てほかっても置けないから書いたそうだ。
それを3時間かからないで読んでしまったので、そんな程度かと、筆者の言に沿って正直思うところだ。
一人楽しみはほかの人に語らない方がいいと言っているので、この執筆作業もこう言ってしまうと時間量による結果となって、ほとんど主張が見つからない。これはこの人のスタイルだから仕方がない。
自分、楽しさ、社会、思いつくままに書いたそうで、それで足りないから、ぶらりとどこかへ行こう、付け加えたことのようだ。
とくに引き合いに出すようなことではないけれど、仕事はするから金をくれと言わんばかりの話だ。公務員を辞めて物書きになったとあったので、収入と支出の計算は確かなんだろう。この本に書かれていることで役に立つのは落ち葉拾いの作業を時間と量で示したことぐらいか、それもなにごとにおいてか、そんなことをしたのかを知ることがこの人を知ることになる。
箴言を書くといいのにと思うが、そこまではいかないか・・・