中国本土でオミクロン株、天津に一人の発症者が出た。北京5輪、Paralympicsを目前にしてコロナウイルスゼロを目指す状況に大変なことになるのか。情報が隠されたわけでもないから対応にどうなるかが注目される。香港、台湾でオミクロン感染者はすでに発生しているから、香港とふつうに往来のある本土は、中国政府にとっていまの好ましくない情勢になる。
5輪に外交ボイコットの動きがあって、日本政府はこのたびに信義を果たせと中国から求められている。
中国が東京5輪に派遣してきたのは政府の高官ではなかった。それに見合う道義をどう考えるか。
中国本土でオミクロン株を初確認 天津で
2021/12/13 23:01産経新聞
>【北京=三塚聖平】中国メディアは13日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が中国本土で初確認されたと報じた。海外から天津市に入った無症状感染者から検出したという。これまで香港では確認されていたが、中国本土では検出されていなかった。
現在は、指定病院で隔離された環境で治療を受けているというが、国籍など詳細は不明。中国では、入国者は専用のホテルで2〜4週間の隔離が義務付けられている。中国は「ゼロコロナ」政策を掲げており、来年2月の北京冬季五輪を前にさらに防疫措置を強める可能性がある。