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ブロムシュテット第5番

2021-12-12 | 思い遥かに

ヘルベルト・ブロムシュテット Herbert Blomstedt、1927年7月11日 - 、アメリカ生まれのスウェーデン人指揮者
N響第1941回定期演奏会 初回放送日: 2021年12月12日
ブロムシュテットが振る祖国スウェーデンのステンハンマル「セレナード」▽さらに研ぎ澄まされるベートーベン「運命」▽後半は過去の公演から北欧の作品をたっぷりご紹介
N響第1941回定期公演▽「セレナード」ヘ長調作品31(ステンハンマル)▽交響曲第5番 ハ短調 作品67(ベートーベン)▽管弦楽:NHK交響楽団▽指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット▽収録:2021年10月27日 サントリーホール(東京・六本木)▽後半はブロムシュテット/N響の過去の演奏から北欧の作品をたっぷりご紹介▽序曲「ヘリオス」作品17(ニルセン)▽交響詩「タピオラ」作品112(シベリウス)

収録2021年10月27日 サントリーホール 、拍手で登場すること4度にわたって、おわりには第1バイオリン奏者の腕に抱えられて会場に笑顔を向けていた。
運命を抑制されたテンポで意志の表れだと語る口調のままに指揮をしていた。いつ始まった運命か、どこで悩みの解決をしての曲調か、頭の中で音楽を聴いているベートーベンと捉えて久しぶりにブロムシュテットを堪能した。

演奏者が語る対談のサイトがあった。とても興味深い。


https://ebravo.jp/archives/102400
94歳のヘルベルト・ブロムシュテット、“純度”の高みへ
投稿日2021年10月13日
>この秋、ついに待望の演奏会が開催される。公演を前に、吉田秀さん(コントラバス首席)、池田昭子さん(オーボエ)からお話をうかがった。
いきなりですが、
   ズバリ、ブロムシュテットさんの魅力はどんなところですか?
吉田 特に奇を衒うようなことをすることもなく、特別な解釈をすることもなく、言ってみればオーソドックスの極みでしょうか。練習中も結構お話をされるのですが、本当にごく当たり前のことをおっしゃっていて。でも、それで私たちは“再確認”するんですよね。そして自然な流れで、誰が聴いても嫌な感じがしない音楽ができる。そういうところでしょうか。
池田 練習の前にマエストロの頭の中で音楽が仕上がっていて、それを時間いっぱいに使って私たちがいかに再現できるか、ということでしょうか。本当に音楽の隅々まで消化して、ご自身の血となり肉となっていらっしゃっていることを、押し付けがましい感じじゃなく私たちに注文されるのですが、それができると「すっごく嬉しい!!」みたいな顔をされて、私たちも「先生の思うようにできたんだ!よし、この調子だ!」という感じになるんです。なるべく先生の理想に近づけたいというか、笑顔が見たいっていうか(笑)
吉田 このお年になってますます神の世界に近づいていっているというか、純化されていらっしゃる。音楽がどんどん純粋になり余計なものを削ぎ落としていっている、という時なのではないでしょうか。そして我々もそれについていきたいと思うんです。純粋だから。


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