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文章の科目教育

2017-03-07 | 日本語文法文章論
文論と文章論と、その日本語のとらえ方を見てくると、文の単位と文章の単位とが、日本語に影響した言語の見方で異なっていることがわかる。句は、かたや句子となっているし、また、文は主語が必須の要素であるという、日本語の分析に必要な考え方がとらえきれていない。近代以降、明治期から昭和期までに、単位として、文と文章は同じ扱いを受けてきたのであるが、そこには句の自立性を言うものと、主語の要素をいうものが、日本語文法、日本語文章法のためには、必須要素を問うことについていえば、緩やかな規定であったようにも見える。昭和の半ばに、言語の現象が、アメリカ英語の接触において、学校教育の義務として国民が等しく、10代の半ばまで義務教育の科目として学習することになった。それは、2次大戦前の漢文の科目教育に準じるものであったと見えるから、おおきく、学習に日本語を英語と比することとなった。作文は英作文についての知識があって、日本語文章のモデルは取り上げるべき規範がだんだんと変化してきたのである。


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