ふっと見て、ブログの分類にまさごとを作っている。
匡こと、匡きこと、まさしいことと、匡字を当てる。ただす、矯め直すの意とも。
>「王」はもとは「㞷」と書き、「広がる」の意味
があった。これに「匚(はこがまえ)」を組み合わせて
>読みは「きょう」、「まさ」、「ただ」、「まさし」、「ただし」、「たすく」。
状態を正しく直す意味、人名にも広く使われる。
「国」の字が完全に囲われておらず、中が「王」である事から寛容な王、それのいる国とする捉え方もある。
まさこと、まさごと
2018-02-11 | まさごと
まさこと には人名がある。その表記も亦、思わぬサイトでの人名紹介がある。清音で読むのは固有名として、ふさわしい。それを、まさごと と造語にして、匡ごと として、中国語に、
>匡言的意思 进言匡正
と見えて、史記を引く。
《史记·万石张叔列传》﹝ 万石庆 ﹞在位九岁,无能有所匡言。
造語であったつもりが、すでに用例が見えるのである。拼音:kuāng yán とあるので、音読みをして、こうげん とすることもできる。
それを、あれこれ思いめぐらせて、まさごと となる濁音には、どれほどの説明が可能か。
こと 言字よりも、事字になりそうである。
くりごと、たわぶれごと、なきごと、わびごと、さらに、うしろごと などというのもあって、ことごとく、意味がよろしくないかと思って、検索を語尾一致で調べたら、そうでもなかった。これはむしろ、かたこと、ひとこと、ふたこと みこと などと、少ない用例を見ていくと、こと ごと との間で使い分けがある。