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日本語文章、文

2024-05-20 | ほんとうのところは


 


漢語は文章の単位をつくったかというところ、それはいわゆる文章作法になったようである。文法の痰飲となれば英文法からの影響であるから、日本語に文法の概念とともにそれは文の単位を作るところから始まっている。日本語には文も文章もなかったのであるから、翻訳する文法訳にはそのふたつを当ててている。文章であり、文であるのが英文法で言うところのセンテンスであった。誰もが知るこの操作には近代の翻訳文法という事実をもって、それ以上の問題でなく、その後にそのまま、学校教育での名称で文となって今に至るのである。

そう考えると文章は漢語にあって、文は英語にあって、その考え方を入れようとした国語の文法であったから、いずれも概念としては新たに作り出されることになる。しかし、漢文に文章はあり、文とするのは句の用法で扱うことができるし、英文に文章はパラグラフとしての見方にになる文に単位をベースにした規則がつくり出されてきたのである。したがって日本語に文を考えるのは英文からの影響で、しごくまっとうにだれもが知るところ、また文章を考えるのは漢文の学習にあったのであるからこれまた誰しも常識であったのである。

さてそこで、日本語の文法をとらえるにはこのいずれによるのか、漢語文章か、英語文か、教育における英語の普及はかつての漢文を凌駕して、漢文科目のない、学習しなくなった現代では、外国語としての英語とヨーロッパ文化による言語はとうに漢字文化を超えてしまった。中国文学となってしまうとそれはまた中国語文法という言語のひとつの捉えかたで、文章なく文になっては折衷した文法理論となってしまっている。



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1029回 インフレ目標2%を正しく理解してない人が多い💢
髙橋洋一チャンネル
16,403 回視聴 64 分 前に公開済み





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