ロス郊外の広範囲な地面陥没事件を取材していたTVリポーターのイーサン(ジェイソン・ベア)は、現場で鱗状の化石を目撃する。
それは少年時代、父親と訪れた骨董屋で店主ジャック(ロバート・フォスター)から聞かされた、世界に訪れる危機の話を裏付けるものだった。
その時イーサンはジャックから、世界の危機から人類を救う鍵となる“運命の女性”を守るのが自分に与えられた使命であると言い聞かされていた。
いよいよその時が来たと確信したイーサンは、“運命の女性”を探して奔走、ようやくにしてその女性・サラ(アマンダ・ブルックス)を見つける。
しかし時を同じくして、彼女を追っていた巨大なモンスターとその一味がLAに出現、街を破壊しながらイーサンとサラに襲いかかってきた…
韓国のシム・ヒョンレ監督による、伝奇モンスターアクション作品(そんなジャンルがあったか?)。
韓国に伝わるという“ドラゴン伝説”の末裔として、巨大な竜に追われることになるサラと同じく伝説の末裔でサラを守るイーサンと、彼らに襲いかかるモンスター軍団を、最先端CG映像を駆使して描く。
悪玉の竜とその手下のモンスター達や善玉の竜の造型は見事。
ロスの街を破壊しながら突き進むモンスター軍団と、それに対抗する米軍の戦闘シーンも圧巻!
特に飛龍と戦闘ヘリとの“ドッグファイト”は迫力満点で楽しめる。
しかし…
ロサンゼルスを舞台にする必要があっただろうか。
アジア的な「輪廻」の話に巻き込まれる白人の男女という設定に、最後まで違和感を拭えなかった。
韓国のままでよかったんじゃないのか?
着ぐるみ怪獣が壮絶なバトルを繰り広げるシーンも今は昔。
21世紀の怪獣映画は、こういうもんなんだろうなと認識を新たにした娯楽伝奇ファンタジー。
「D-WARS」
2007年/韓国 監督:シム・ヒョンレ
出演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス、ロバート・フォスター、エイミー・ガルシア、クレイグ・ロビンソン
それは少年時代、父親と訪れた骨董屋で店主ジャック(ロバート・フォスター)から聞かされた、世界に訪れる危機の話を裏付けるものだった。
その時イーサンはジャックから、世界の危機から人類を救う鍵となる“運命の女性”を守るのが自分に与えられた使命であると言い聞かされていた。
いよいよその時が来たと確信したイーサンは、“運命の女性”を探して奔走、ようやくにしてその女性・サラ(アマンダ・ブルックス)を見つける。
しかし時を同じくして、彼女を追っていた巨大なモンスターとその一味がLAに出現、街を破壊しながらイーサンとサラに襲いかかってきた…
韓国のシム・ヒョンレ監督による、伝奇モンスターアクション作品(そんなジャンルがあったか?)。
韓国に伝わるという“ドラゴン伝説”の末裔として、巨大な竜に追われることになるサラと同じく伝説の末裔でサラを守るイーサンと、彼らに襲いかかるモンスター軍団を、最先端CG映像を駆使して描く。
悪玉の竜とその手下のモンスター達や善玉の竜の造型は見事。
ロスの街を破壊しながら突き進むモンスター軍団と、それに対抗する米軍の戦闘シーンも圧巻!
特に飛龍と戦闘ヘリとの“ドッグファイト”は迫力満点で楽しめる。
しかし…
ロサンゼルスを舞台にする必要があっただろうか。
アジア的な「輪廻」の話に巻き込まれる白人の男女という設定に、最後まで違和感を拭えなかった。
韓国のままでよかったんじゃないのか?
着ぐるみ怪獣が壮絶なバトルを繰り広げるシーンも今は昔。
21世紀の怪獣映画は、こういうもんなんだろうなと認識を新たにした娯楽伝奇ファンタジー。
「D-WARS」
2007年/韓国 監督:シム・ヒョンレ
出演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス、ロバート・フォスター、エイミー・ガルシア、クレイグ・ロビンソン