絶対合格するつもりで最後の準備を

年が明けて、入試日が近づいてきました。

ここからは、そう時間があるわけでもないし、朝型に切り替えて早く寝ることが大事なのだけれど、一方で、「絶対に合格する」つもりで勉強をしてほしいと思っています。

試験は水物で、確かにいろいろなことが起こりうる。

ミスを起こすかもしれないし、読み違いをするかもしれない。それでも、それを起こさないつもりでやらないといけない。

つまり、怖れを持たないことが大事なのです。

しかし、そうすると、後のショックが、などと考えることがあるかもしれないが、そういうショックは受けた方が良い、と思います。

残念であれば、がっかりするし、悔しいでしょう。

しかし、そういう悔しさがあるから、またがんばるようになるもの。自分で勉強をしている限りは必ず、そうなるものです。

もし、そうならないとすれば、ただ「やらされる受験」をしていたから、ということになるので、これは最初の構えが出来ていないから、そのとき、もう一度きちんと仕切り直しをした方が良いでしょう。

しかし、自分で合格に向かって努力をしている子は、必ずその失敗を乗り越える。

ので、失敗することを心配する必要はない。

「絶対合格する」と言い切って、勉強を続けてほしいのです。

そういう気持ちみたいなものは、別に表に出る必要はありません。ただ、心からそう決めてあとは静かに試験まで勉強を続ければ良いと思います。

昨日の天皇杯決勝、横浜が広島を上回ったのは、やはりリーグ優勝を取り逃したからのように思えました。あと2試合のうち1つ勝てれば優勝というところまで来たにもかかわらず、それができなかった。

その分、この試合では絶対に負けられない、という気迫は、試合を見てても感じられました。

失敗をすれば、それを乗り越えようと、さらに気持ちがこもればいい。

入試は何校か続くでしょう。

その分、いろいろな結果が出てくるかもしれないが、そのときもまた、次の試験を「絶対合格する」つもりでやってほしい。

そういう経験はこれからも必ず生きてくるようになるはずですから。

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