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プレッシャー

入試が間近に迫ってくると、子どもたちの様子もちょっと変わってくることがあります。

多少なりともナーバスになっている。あるいは何かにつけて反発する、というようなのも同じでしょう。まあ、プレッシャーがかかっているといっていい。

まだ12歳なんだから、当然、そういうことはあるわけです。

では、どうしたらいいか。

私は良く、こんな話をしていました。

「入試というのは、合格点があるから、どうしてもその合格点をめざす、ということを計算しがちになる。

例えば国語は60点ぐらいだからあと、算数は何点とらないといけない、とか。しかし、そんな計算は大抵うまくいかないし、また最初の国語の60点というのも本当に合っているかどうか、わからない。だから、そういうことは考えるのはやめてしまいなさい。

入試は試験なのだから、問われたことを答えればいいだけのこと。

受験番号と名前を書き、あとは問題に答える。

答えられないのは仕方がないでしょ?知らないし、できないんだから。

だから、できるのだけ選んで答えてくればいいだけ。その結果として何点とれたか、だれも教えてくれません。だって、答案がかえってこないんだから。配点だってわからない。

したがって何点とれたかなあ、と心配しない。できる問題だけ、答えてらっしゃい。以上。」

うまくやろうとするから、逆にプレッシャーがかかる部分はあるわけです。

なるべくシンプルに、自分ができることだけ、やればいいんだと割り切ることができれば、多少はちがうかもしれません。

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第120回 採点者の気持ち
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