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寝てる子

授業中、さっきまで話を聞いていたと思っていたら、目がすでに半分つぶりかけている。

でも必死に眠気を振り払おうとしているのは、わかるのです。何度も頭を振ったり、ほっぺを叩いたりする。

それが効果がある場合もあるが、残念、寝てしまう、と言う子、もいます。

寝てる子はちょっとの間、寝させます。3分とか、5分とか。

それからおもむろに起こす。できればだれにも気がつかれないように。その5分で眠気は遠のくからです。

これはだれでも経験があることだと思うのですが、ちょっと寝れば違うのです。

でも子どもたちは本当は体力がまだ充分でないので、睡眠時間を削るのはやはり危険です。これから入試まで体調管理は最も大事ですから、しっかり睡眠時間は確保しましょう。

成長期だから、充分睡眠時間をとっても眠いことはあるので、

「緊張感が足りない!」

などと怒らないようにしてください。

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絶対入る
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部活もいろいろ
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共学校における男女の能力差

共学校の偏差値を男子と女子で比べてみると、同じ学校でも女子の方が高いことが多いようです。

つまり、入学すると女の子の方ができる。まあ、一般に中学1年生~3年生という段階は女子の方が精神年齢が高い。女子はしっかりしているが、男子は相変わらずかわいい、というようなイメージが共学校には多い感じがします。

なので、少なくとも中学の間は女子を中心として学校が回ることが多い。

クラブ活動は男女が別になることが多いですが、生徒会活動や文化祭などはやはり男女で同じように役割分担をすることになると、やはり女子の方が男子を上回る。

これが高3まで続く学校もあれば、途中で何とか男子が追いつく場合もあるようですが、だから男子校でなければいけない、という校長先生もおられるようです。

この傾向は明白なので、共学に行く場合、男の子が女の子に負けていてもあまり気にしないことです。

これはまあ、仕方のない話である。

それでも少なくとも少しずつ大きくなり、成長していってやがて、頼りになる男になってもらえればいいわけで、最初からあまり多くを期待してはいけない、ということでしょうか。

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別にプロにならずとも
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11月8日の問題
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時事問題集

そろそろ時事問題集の季節になりました。

これからいろいろな塾で出てくると思いますが、基本は自塾の物をやればよいのです。

まずは1冊だけがんばれば良いでしょう。

あまり、いろいろ手を出しすぎてもいけないし、土台時事問題というのは出題の一部に過ぎないので、あまり重きを置きすぎないことが大事です。

読み物としてもおもしろいから、暇があったら目を通すような使い方も良いのではないでしょうか。

これが出てくると、受験ももう間近という感じがしますね。


サピックス重大ニュース〈2016年中学入試用〉
クリエーター情報なし
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二酸化炭素に関する問題
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あまり気にしても
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進学後に伸びるか?

中学入試は今のところはゴールですが、実はここからまたいろいろなことがスタートします。

で、進学後の姿を見ていると、その後実にのびのびと生活していろいろなことに挑戦し、力を伸ばす子がいる一方で、入ったときが一番良く、その後だらだらと過ごして成績も後ろから数える方が便利になる場合もあります。

この違いは何だろうか、ということを考えると、ひとつはやはり自主性が生まれているかどうか、ということでしょう。

自分のやりたいこととやるべきことの見分けが付いていて、上手に時間を使いながら生活する子はやはり伸びていきますが、受験後もう勉強はしばらくはいい、みたいな感じになってしまうと学校生活自体が苦痛になってくる場合もあるでしょう。

もうひとつ大きいのがやはり学校の姿勢でしょう。

最近はあまり管理をうるさくしない方向に学校が傾いているようですが、だからといって見ていないわけではない。

子どもが自分でやらないと仕方がないというところは明確になってきているので、その体制を学校がしっかり持っているか、ということにかかってきます。ただ自由にすればいいということではなく、適宜子どもたちとコミュニケーションを取りながら本人たちの自主性を引き出す工夫をしているところは、やはり入学後大きく子どもたちが伸びている部分があるでしょう。

この辺はまだまだ見えにくいところはあるのですが、それでも在校生の姿を見ているとそれなりに分かってくるところはあるものです。

学校選びに迷いがあったら、普段の日に子どもたちの通学の様子をご覧になってみるのもひとつの手でしょう。

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自分なりに
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11月6日の問題
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すぐに答えを教えてはいけない

国語とは別に、算数は自分で答えを出さないといけない科目です。

問題を読むことは大事だが、問題に答えは書いていない。それなりに自分で考えて、解き方を編み出すしかないわけです。最近の問題は一行問題は別にしても、公式にあてはめれば解けるような問題はまず出題されることはない。その問題自体を解き明かしていかないと答えが出ないわけです。

だから自分で考える力が求められるわけで、そのためにはじっくり考えないといけない。じっくり考えるというのは時間がかかるのです。でも、そんなに時間をかけられない。たくさん宿題は出ているし、ほかの科目もやらないといけないでしょう。

しかし、それでも算数は自分で考える時間が多ければ多いほどできるようになる。これはその通りです。だから本当は与える問題を絞らないといけない。

ところが今の塾の課題は、そういう風にはできていない。なぜだろうか、と考えると「やる問題がなくなってはいけない」と考えられているからです。

例えば、子ども割と早く宿題とか課題とか終わるとすると、親はつい「もっとやらなきゃ」と思うものです。だから、それを塾の先生にいう。「ほかにやることがないんでしょうか?」

そこで「別にありません。遊んでください。」と言う先生はあまりいないのです。じゃあ、もっと、というのでたくさん出されてくる。

そんなに出されたら、子どもだっていやになっちゃうから、適当に考える。だから実は長い時間勉強していて「できるようにならない」という事態が起きているように思えるのです。

本来はやる問題を絞りこんで、その分じっくり考え、それが良く分かったらもうおしまいにする、というのが正しいやり方だと思うのですが、今はどうもそうなっていない。

たくさんやればできるようになる、というのは迷信です。

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気持ちを入れすぎないように
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正確さ
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全部書いてある


あるお父さんが、受験する我が子に対して「国語は簡単だ、大丈夫、心配しなくても答えは全部本文に書いてある。」と言ったそうです。なるほどねえ、うまいことを言うなあ、と思いました。

その通りだと思うのです。別に国語の読解問題は受験生がそのテーマについて何かを考えなければいけない、という問題ではないのです。ちゃんと本文に書いてあるわけだから、そこから答えを見つけ出せばいい。

国語の読解問題は、別に著者が問題を作っているわけではありません。

学校の先生が問題を作っているわけで、したがってこの答えは誰が考えてもアにならなければいけない。じゃあ、どうしてアになるのか?と言えば本文にそう書いてあるから(あるいは書いてないから)という論理が成り立たないといけないのです。

だからその根拠を見つける。その根拠を本文から見つけ出せることができれば、読解問題はそれほど難しいわけではないのです。

国語ができない、という子はかえって自分で考えていることが多かったりする。

つまり、その本文のテーマについて、著者と同じように考えている。そしてつい、自分の考えを答えてしまったりして・・・。それは本文には書いてないから、当然その答えは×になる。でも本人は納得がいかない。だって自分はこうだ、と思うからです。

だからここで国語の読解問題の解き方を、もう一度確認してみてもよいかもしれません。当然、分かっていることとはいいながら、案外大きな勘違いをまだしている子がいるかもしれない。

答えは全部書いてあるのです。

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第212回 ここで自分で勉強しないと・・・
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中学受験 算数オンライン塾

11月4日の問題
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カリキュラムが早いからついていけない

最近4年生で早くも受験をやめた、という話を時々聞きます。

多くの場合は「塾の授業についていけない」というもので、「本人が勉強に対する意欲を失ってしまうといけないので」とか「自信がなくなっても困るから」と考えられているようです。

これは、近年の中学受験人口の減少のひとつの要因になっています。「そんなに小さいときから3年間も受験勉強をすることが本当に必要なのか?」と言われれば、まあ、間違いなくそうではないでしょう。

実際に以前は、2年間で中学受験の準備は行われていたのです。しかし塾のカリキュラムがどんどん早くなって現在は当時に比べると半年以上前倒しになっているので、だからついていけない、というケースが出てきています。

つまり本来的にはもう少しゆっくり、ていねいに勉強すればいいものをただ急ぐあまりに、本当なら力が後から伸びるかもしれない子のチャンスを奪っているところがあるのです。

しかし、受験勉強というものは、不安を煽るところがあって、「そんなにゆっくりでは間に合いません。」と言われてしまえば、そうかもしれないと思ってしまう。別にゆっくりやっても大丈夫ですよ、と言われても、「でも、みんな早くから始めているから」ということで、焦ってしまう。しかし、本当は十分に後からでも追いつけるのです。

ただカリキュラムが早いからついていけないだけ、という面はあるのです。だからできないからといって慌ててはいけません。

最初はゆっくり進みましょう。別に組み分けで上に上がらずとも焦らないことの方が大事です。

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容積に関する問題
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中等部学校説明会
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落ち込む子


ここまでいろいろな模擬試験を受けてくれば、多少なりとも成績が悪いときもあるでしょう。でも落ち込んでいる場合でもないので、そこから立ち直ってまたがんばるっているように思うのです。

でもその間に、本人の心の中にはいろいろな葛藤がある。

試験が帰ってきて、それを見た途端、バタンと自分の部屋のドアを閉めて閉じこもったり・・・。

まあ、いろいろあるが、それでも気分を変えて、またがんばるしかないわけです。

最早落ち込んでいる場合ではないと、本人たちも思ってはいるのです。

でもねえ、やっぱり、落ち込むんです。

だから、黙って見ててあげてください。

そのうち、「おなかがすいた」と言って出てくれば、まあ、それでいいのではないでしょうか。

あまり、はれものにさわるようなことは考えなくてもいいが、だからといって怒る必要もない。

そういうことを乗り越えて、また子どもたちも成長しているのです。


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2016年中学受験状況予測
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国語の点数がなかなか伸びない

この時期に来て、理科社会は知識が増えてきて、得点も伸びてくるでしょう。これが一番効果が高いというか、実際にできるようになっているなあと実感できる分野です。

算数も結構問題が解けるようになっているでしょう。ミスが目立つときは点数が伸びないが、注意深く解いていけたときは、結構よい点が取れたりするようになる。

しかし・・・

国語はそう悪くもならないが、決してよくもならない。という感じではないでしょうか?

その通り。この追い込みの時期に来て、漢字や熟語についての知識が増えればその部分の点数はとれるが、それでもあまり変わらない、というのが普通ではないでしょうか。

土台入試結果を見ても、満点もいないが、そう悪い点数にもならないというのが国語の点数なのです。これは子どもの語彙力、読解力、精神年齢という土台部分で決まっている部分が強いからで、そう付け焼き刃的にできるわけではありません。

しかし一方で手を抜けば、やはりできなくなってくる。だからやはりあるペースで読解問題を解いていく必要があるでしょう。国語は過去問を繰り返すだけではなく、まだやったことのない他校の問題をやってみてもいいでしょう。できる数は限られていますがあるペースでやることで、国語経験は確実に増えていくので、それをやっていれば国語の力が落ちることはまずない。

伸びにくいが安定している、という点をうまく利用していきましょう。

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勉強しないわけにはいかない
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