伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

今日しかない。

2007-07-19 06:15:51 | Weblog
前から車が突っ込んできて、あわや轢かれるところだった。乱暴な運転をする人もいるもんだ。

真夜中にジョギングをしていると危険な目に合うこともある。車が人を避けるとは限らない。むしろ人に向かってくる。酒酔い運転とかで前がまともに見えないのかも。

人は明日という日は必ずあると思って生きている。しかし、それはわからない。何が起こるかわからない。

やろうとしていることは今日やる。今やる。明日はあるかどうかわからない。明日がないときの準備をしておく。今を大切に生きる、その積み重ねが人生なのだろう。

しかし実際のところ、あしたはあってもらわないと困る。介護の必要な母がいる。命は自分だけのものではない。互いの存在を必要としている。互いに必要だからなおさら命がいとおしい。

朝起きてのリハビリ。それからトイレ、食事。今日も一日が始まる。  

北極星と戦国時代

2007-07-05 21:56:43 | Weblog
南の空にさそり座、すぐ上にひときわ白く輝く木星、夏の夜空は眺めているだけで楽しい。さそり座の胸元に赤く輝く一等星のアンタレス、その光は今から550年前に放たれたものだ。そのころは日本各地に群雄が割拠した戦国時代である。

北の空には夜の道しるべの北極星、431年前に放たれた光が今を生きるの我々の目に届く。西暦1576年に光ったもので、そのときは織田信長がまだ生きており、長篠の戦いで武田軍を滅ぼした翌年に当たる。明智光秀により自害に追い込まれる本能寺の変まであと7年を残している。信長はあの光とともにあと7年は生きている。

ただ星を眺めるだけでなく、星が光ったそのころに歴史の上で何があったかに思いをはせると、星の光を受けとめる自分自身がその時代にタイムスリップしたかのような感覚になる。

勉強、仕事、人間関係、そのほかいろいろな問題とともに人はそれぞれの生活を送っているのだが、ときにはそれらの思いから離れて夜空の星に目をやり、広い宇宙と悠久の時間に身をゆだねてみるのもよいと思う。広大な宇宙からみると人間の持つ欲望や悩みがなんとむなしく小さいことか。

夏の夜、星空を眺めながらのジョギングは一日の心身の疲れをやわらげる。こないだまで部屋の中で運動をしていたのだが、外を走り始めたらもうやめられない。蚊が邪魔なのだが気にしない。外の空気は爽快だ。