伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

あこがれ

2021-03-26 19:12:51 | Weblog

農協が運営している沖縄市のチャンプルー市場で津堅島産の人参を買った。毎朝飲んでいる人参ジュース用である。色つやが見るからに新鮮でしかも値段が安い。また生産者の名前入りの沖縄産のタンカンも買った。タンカンは今が旬で味もいい。週に1,2回はここで野菜・果物を買っている。

ところで、今はお店で買っている野菜や果物をいつの日か自分で作りたいという希望を持っている。自分で食べる分を自分で作る自給自足の生活がしたい。農業についての知識がないのでユーチューブで自然農法の動画をよく見ている。特に福岡正信さんの自然農法には非常に興味をそそられる。https://www.youtube.com/watch?v=aBtaRJvvsK0 福岡正信さんは「何もしないのが最高の農法になる」と動画の冒頭で言う。耕さない、肥料をやらない、草を刈らない、何もしない。何が収穫されるかは土地と環境が決める。人はできる限り何もしない。

横着者の自分にはピッタリの農法である。作物の成長に手を加えず、作物の成長は自然のままに任せる。福岡正信さんの生活は完全に自然に身を任せきっており、その生活と彼の人柄は味わい深い。福岡正信さんはもう亡くなられているが、彼は多くの自然農法を志す人々に多大な影響を与えてきた。さて、私もその一人になるのか。私はいつの日か福岡正信さんのような自然農法の生活をしているのだろうか。あこがれ・・・人それぞれのあこがれ。


気にしない

2021-03-24 13:03:20 | Weblog

カッターの刃先がボロボロになったので、刃を取り替えた。刃先があまりに鋭いので大丈夫かなと心配していたのだが、案の定、手の平を切った。ボロボロの刃だと扱いに少々失敗しても怪我をすることはない。だから、結構雑にそのカッターを扱っていた。細かい作業は通常雑なのが性に合っている。刃が少しボロボロになるまでは注意が必要である。

鋭い切れ味が必ずしも良いとは限らない。少しぐらいボロボロの方が良い時もある。

中部の高校生が部活の顧問の過度な指導・𠮟責で自殺に追い込まれた。生徒を自殺に追い込むほどの顧問の指導は問題であり、学校側・教育委員会側はその非を認めている。今後の適切な対応と対策が求められる。

ところで、世の中には、相手の立場に立った配慮をせず無理難題を押しつける輩は結構いる。政治家のトップがそうではないか。

私たち一般市民は、ある一面でもっと鈍感になった方がよい。鈍感になることで自分の精神を守ることができる。名前は知らないが〇〇君は繊細過ぎた。もっといい加減でよかった。たかが先生の言うことではないか。気にしなければよかったのに。

世の中は「気にしない」で切り抜けられることは結構多い。しかし、多感な高校生にはなかなかそれが難しい。顧問の先生の適切な配慮は不可欠であった。


二次で良かった

2021-03-23 22:42:29 | Weblog

県立高校入試の二次募集の合格発表があった。二次志願者全員が合格でほっとしている。

その中に中途入塾の内申55の生徒がいた。内申55など今まで聞いたこともない。入試の点数は自己採点で128点なので受験勉強は頑張っている。一次は定員未満の高校に不合格。学校の先生によると内申があまりにも悪いので不合格になったのだろうという。遅刻が多く、授業中は寝ていて、提出物は出していなかったらしい。

二次募集の面接の指導をしたのだが、今までの生活習慣や授業態度を直して早寝早起きを心掛けて遅刻をなくし学校の決まりや指導を守っていきたいということを自分の言葉で表現しなさい、とアドバイスをした。自らそれを表明しない限り、高校側はこういった生徒は受け入れてはくれないだろう。そういう意味で、二次募集の合格で良かったといえる。一次で不合格だったから二次で心構えを改めることができた。

二次での合格を意味あるものにしていけばよい。みんな合格したし、今夜はちょっとだけ祝い酒でもよいかな。


快楽と節制

2021-03-22 10:45:33 | Weblog

隣家の桜の枝が我家の二階の住宅まで届いている。手を伸ばして赤く熟したサクランボを一個つまんで食べてみる。<うまい>。さらにつまんでいき、10個ぐらいは食べただろうか。<甘酸っぱさが何とも言えない>

サクランボを食べて美味しいと感じられるのは、何という魅力であり快楽であろうか。天の配剤は、人間を含めた命あるものに食べるという快楽を授けた。人は食べるという快楽を満たすから生き続けることができる。

ところで、私自身は食事は一日に一回だけである。朝食と昼食は取らずに、晩御飯だけを食べている。ただ、朝は野菜ジュースとフルーツジュースは飲んでいる。また固形物以外のソフトドリンクを日中に飲むことは自分に許している。

食べるという快楽の充足が生命維持につながるとはいえ、本来人の体は飽食を前提としていない。過ぎたるは及ばざるであり、空腹が人の健康をむしろ増進させるというのも事実である。

昨夜は小さなケーキ二個とチョコパイとミルクドーナツを一個づつ食べた。週末・土日は節制を多少緩めているのだが、それにしても冷蔵庫で冷やした少し硬めのチョコパイはおいしい。


三国志

2021-03-21 13:27:19 | Weblog

ユーチューブでアニメの三国志を見た。7時間の長編である。https://www.youtube.com/watch?v=37Rq0bqDVmQ&t=20595s

二晩で見終わった。脚色されたストーリーではあるが、それにしても中国の歴史は面白い。漢が滅んで後の、魏・呉・蜀の三国時代。戦乱の時代は歴史としては面白いが、戦争そのものは悲惨である。以前に読んだ吉川英治の「三国志」を本棚から一冊取り出す。全八巻ある。また読み始める。

秦から漢までの歴史も面白い。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を本棚から一冊取り出す。全三巻ある。また読み始める。だいぶ経つので内容をほぼ忘れていた。また引き込まれていく。中国が初めて統一されて、始皇帝が秦の皇帝となる。封建制のない中国では、皇帝が一人で全国土を支配する。始皇帝は広大な国土の巡行を実行し、山東省では初めて海を見た。始皇帝は旅の途中で病死する。人々に軽々しく皇帝の顔を見せていたこともあだとなり、秦はわずか15年で滅んでいく。

山岡荘八の「徳川家康」を愛読しそれに付け足すように他の本を読むのだが、しばらくは吉川英治の「三国志」と司馬遼太郎の「項羽と劉邦」をともに読んでいく。


基準

2021-03-20 10:01:45 | Weblog

朝起きて、グラス一杯の水を飲み、キシリトールガムを口に入れてクチャクチャ噛みながら机に向かう。

小学生の算数の問題から始める。クイズ感覚で解いていく。しばらく続けると飽きるので、科目を変える。英語、中国語、スペイン語、韓国語。やることはたくさんある。飽きると科目を変える。高校の数学の問題を解く。クイズ感覚で解いていく。疲れたら止める。というか、疲れるまでは勉強しない。面白いと感じるところでとどめる。

生徒に勉強の習慣をつけさせるのは、結構大変である。人のことだから。しかし自分の勉強の習慣を維持するのはそれほど難しくはない。自分のことだから。

自分自身が勉強の習慣を維持していることは、仕事上、非常に有益である。勉強の習慣に何が必要かを肌身で知っているから、基準を他に求めないでよい。基準となる自分がいる。自分が基準だからブレない。