伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

テレビ撮影ご協力への御礼

2019-08-22 16:34:43 | Weblog

石川教室では授業の中にオンライン英会話を採り入れているのですが、その授業風景を撮影するために琉球朝日放送のスタッフの方々が来塾されました。

一番組のコーナーのちょっとした題材のために、結構な人数のスタッフが結構な時間をかけて番組づくりをしていることに驚かされました。これまでさりげなく見ていたテレビ番組のリポートが、こんなにも手間暇かけて作られていることを初めて知りました。

製作部ディレクター、営業担当者、撮影機担当者、音声担当者、リポーターを担当された比嘉憲吾さん、仲程仁美さん、その他の方々の親身なご協力で今日の撮影を終えることができました。皆様、本当に有難うございました。また、オンライン英会話会社のqqeの方々、担当教師のKreem(クリーム)先生、授業に参加した小学6年の塾生ら、皆様にも重ねてお礼申し上げます。

なお今日行われた取材は、9月7日(土曜日)午前10:50~11:40のQAB「ハピイレ」で放送される予定です。


スキル

2019-08-19 10:34:43 | Weblog

"How long have you taken English classes at online school?"

"I had taken your classes for four or five years.But I haven't taken them for the last two years because I wanted to have time to study Chinese.I just started to take your classes last week."

"Oh,you are learning Mandarin too.Can you speak it?"
"I haven't talked with anyone in Chinese yet.But I can speak a few words.ウオージャオイーポーションイエ.It means my name is Katsuya Iha.ニージャオシェンマミンズ.It means what's your name."

"Oh, you can speak Chinese.Are you going to continue studying Chinese."

"Yes,I am enhancing my Chinese vocabulary."
"Why are you studying Chinese?"
"We Japanese use Chinese characters and hiragana and katakana.Most of them stems from China.Japanese and Chinese people have shared many portion of the culture.So I think when we learn Japanese culture we need to learn Chinese culture.That's why I am studying Chinese."

1・2週間前からまたオンライン英会話を始めた。毎日、一日30分受けている。4・5年受けてあと、この2年間は受けてなかった。中国語を勉強する時間を取るためであった。以前は、英語を話すときは英語が頭に浮かび日本語は浮かんでこなかったのだが、2年間も話さないでいると、まず浮かぶのは日本語である。いちいち日本語を英語に翻訳してから英語を話すのでテンポが悪い。しかも、適切な表現がすぐに浮かばない。How can I say?I forgot the words.何と言ったらいいんだろう?忘れてしまった。などと言葉をつなぎ、何とか思い出そうとする。それでも浮かばなければ辞書をひく。

以前、頭打ちと感じていた英語力の向上が、また目だって伸び始めた。たとえ、後退したスキルを取り戻す段階とはいえ、向上そのものは気持ちがよい。しばらくは、軽快なスキルの向上を楽しむ。


お守り

2019-08-17 10:25:34 | Weblog

「お父様には、他にも預金口座がございますが・・」と言って女性行員が一枚の書類をさし示す。金額は2,032円、睡眠口座と書かれている。

「これは今、国のお金になっているんですか」

女性行員の顔がゆがむ。

「はい、今は国庫に入っています」


父親の定期預金の相続手続きで、銀行に出向いたときのやり取りである。銀行に足を運ぶこと7回、戸籍謄本等を取るためヤンバルまで行くこと2回、遺産の相続には多くの煩雑な手続きと時間がかかる。


銀行も銀行である。遺産相続者には嫌になるほどの書類の提出と記入を課すのだが、国には文句も言わず簡単に人々の貯金を差し渡す。名義人か相続者に貯金の存在を連絡するのが当たり前の手順ではないか。


それはさて置き、この2千円はどうしよう。あることが頭に浮かぶ。思いがけないところから見つかった母のヘソクリ3万円、ベッドの母は手ずから私にくれた。あの3万円、2万円は使ってしまい残りの1万円を二重の封筒に入れていつも所持している。

父が残した2千円はこの封筒の中がよい。封筒の中には1万2千円、これをお守りとして持ち歩く。


二日に一食

2019-08-16 07:11:34 | Weblog

一週間の断食を経て、以後は一日一食で過ごしている。これを約三ヵ月半続けている。

その生活に乱れが出た。一日一食は続けているのだが、その一食の食べる量が増えて、しかもお菓子などのジャンクフードを見境なく食べ、ビールを飲み、酒を飲み、ガツガツ食べていると飢餓感が飢餓感を生みさらに食べたくなる。法事で人が集まったからではあるが・・。

これはおかしい。扱いかねる欲望とは、こういうものなんだろう。精神的な締りと緊張感がなくなった。欲望にどっぷりと身をゆだねていると人は堕落する。

これではいけない。そこで、数日前から二日に一食の生活に切り替えた。これまでの長さが一日弱の断食を、二日弱の長さに伸ばした。4・5日の断食は多少のふらつきや回復食が必要などなど煩わしさをともなうが、二日弱の断食ならこれらの不都合がほとんどない。これを2・3週間は続けてから元の一日一食に戻そうと思う。

気持ちに締りと緊張感が戻ってきた。空腹感をコントロールできている。ほどよい自尊心と自信がまた戻ってきた。

欲望とは、ときに扱いかねるものである。食欲もまたしかり。


夫婦

2019-08-08 21:18:54 | Weblog


「もしもし、勝也ね~。お母さんをね、トイレに座らそうとしたら、床のタイルに落としてしまって、自分では持ち上げることができないんだよ。すぐに来てくれない。」

日中の仕事中にかかってきた父からの電話であった。

急いで家に帰ってみると、母がトイレの床に横たわっており、その側に何もできずに立ったままの父がいた。

夜間・深夜から午前中までは私が母の介護をし、昼から夜間までは父が母の介護をしていた頃のことである。その期間が約1年半続いていた。

本人も腰が痛いはずなのに、父は愚痴一つ言わずに母の介護に取り組んでいた。その姿は母の介護に全霊を傾けているかのような熱心さであった。

また、その前の母が入院中の半年間は、一日2回バスを乗り継いで病院に出向き、母の昼食と夕食の世話をしていた。(朝食は私が世話をしていた。)

あの頃、父は酒を断って、母の介護だけに生活のすべてを注いでいるかのようであった。その一事だけで、私は父を十分に尊敬していた。

良い悪いの、いろんな面を持ち合わせるのが人ではあるが、父がこの世を去って両親がいない今、子供たちにできることは、両親の良い思い出だけを心に留めておくことである。あれだけ熱心に母の介護をした父と、父にそれをさせた母、二人は良い夫婦であった。今、あの世で再会している。