伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

事件

2018-09-28 11:35:35 | Weblog

「りーん、りーん・・」

朝早く、携帯電話が鳴る。電話に出ると。

 

「伊波さんですか。平和○○○の△△です。お話のあった例の件は、あれは犯罪です。うちの弁護団が事件として警察に訴えたいと話しているのですが、よろしいでしょうか。」

「はい、お願いします。何もしないでいると事件がうずもれてしまうので、いいんじゃないでしょうか。」

 

事件とは、平成26年12月14日の衆議院選の投票日とその翌日のことである。

選挙日当日に、私はいつものように沖縄市立安慶田小学校に車で向かった。当時、小学校の建物が工事中で、車が止められる駐車場は表門から入った一箇所しかない。その表門に行くと門の前に駐車場使用禁止の立て札が立っていて、スポーツ大会を開催中のため駐車場は使用できないと但し書きがある。あとの説明はない。何ともそっけない。門内を覗くと他の車で一杯である。

周辺は狭い路地ばかりなので、その小学校からかなり離れた少し道路が広めの場所を見つけて違法駐車をして、走ってその小学校に向かった。

小学校の構内に入ってみると、いつもの投票所である体育館では小学生がバスケットボールの試合をしている。体育館の入り口に張り紙がある。今日の投票所は隣の建物ようである。

こんなに苦労をしないと、投票もできないのか。車では来れない旨の事前の連絡もなかったので、苛立ちが少しずつつのっていく。

隣の建物の投票所に入ると、平然と投票の業務が行われている。投票する人はまばらだ。近くの係員に、この投票会場の責任者を呼んでほしいと頼む。出てきたのは30代後半ぐらいの男性。投票所の外まで出てもらって話をする。

「なぜ、スポーツ大会が行われているのか。」

「なぜ、止められる駐車場がないのか。」

「車で投票に来た人はどうすればよいのか。」

「スポーツ大会は延期できなかったのか。」

「なぜ、車が止められない旨の事前の連絡がないのか。」


話をしているうちに、自分の内側から激してくるのを感じる。溜め込んでいたものが吹き出してくる。

「あなた方は、わざとやっているんでしょう。投票しづらくしてわざと投票率を下げようとしているんじゃないのか。投票率をさげれば投票の改ざんもしやすいではないか。」

「ところで、なぜ今、あなたはここにいるのか。わたしは、あなたがたを選んだ覚えはない。選挙の業務をするあなた方が選ばれた手順は何なのか。何を基準にあなた方が選ばれたのか。あなた方を選んだのはだれなのか。」

担当の責任者はしどろもどろにしか返答できない。

話は、選挙の投開票を一手に扱う「ムサシ」に及んでいく。だんだんと奇怪な様相を呈していく選挙の方法や手順、不可思議な選挙結果など、つもっていた疑問をぶつけていく。

話している相手は一介の投票所の責任者でしかない。ただ、おろおろするばかりである。

 

その翌日

私の自宅の前に、2匹の死んだ猫がいた。

 


ムサシ

2018-09-27 10:54:10 | Weblog

吉川英冶の宮本武蔵(全八巻)は2回通読したのだが、安易に流されずに道を究めることをひたすら求めていく生き様に感銘を受けた。

これが楽でいいんじゃない。これが楽しいんじゃない。これが安定していていいんじゃない。これが儲かるでしょう。

そういった安逸に背を向け、自分自身と絶えず真剣に向き合い、意味のある生き方を求めて、剣の道を通して普遍的真理にたどり着こうとした。


さて、話は現代のムサシである。ムサシという会社があり、日本の大方の選挙をこの一民間企業が取り仕切っている。票の鉛筆書きの名前を自動的に大量に読み取って分類していく機械、コンピューターで得票を集計していく機械、ジュラルミンの投票箱(最近、紙製の投票箱に変わったようである???)などを扱っている。また最近は、投票用紙の作成の権利も手に入れたようである。つまり、一民間企業のムサシが選挙の始めから終わりまですべてを取り仕切っているのである。


お役所は安逸を求めてはダメでしょう。機械に任せて、あ~楽ちん。これでよいのか。

那覇市役所は機械に頼らず手作業で集計をしている。英国の選挙も手作業だけで集計をしている。県内一の有権者数の那覇市、一国全体の有権者数の英国が手作業を選択するのは、投ぜられた一票一票の重みを厳粛に尊重しているからである。

民主主義のもとで一票一票の重みを十分に尊重するのなら、楽ちんな機械に頼った開票作業は即刻中止するべきである。


不正選挙は有りや無しや

2018-09-26 10:10:50 | Weblog

アメリカではブッシュ大統領(子ブッシュ)の頃から不正選挙が行われていて、不正選挙はそれ以来アメリカの伝統となっている。現トランプ大統領も相手陣営の不正選挙の実態をいまだに告発している。アメリカでの不正選挙は裁判にもなり、コンピューターのプログラミング技術での不正も含めてその存在は立証されている。

不正選挙技術の先進国であるアメリカがそのノウハウを日本に伝授すれば、日本でも不正選挙がいとも簡単にできてしまう。アメリカが隷属国である日本を都合よく利用するために、日本に不正選挙技術の使用を指示する可能性がある。

さて、この沖縄で、不正選挙はあるのだろうか。


選挙管理委員会

2018-09-25 10:07:39 | Weblog

名護市長選では期日前投票の差でひっくり返されたので、今回の知事選では期日前投票に力を入れて期日前投票の差で逆転されないようにする。

すばらしい発想の転換だ。相手の強みを封じ込める戦略である。

名護市長選では、終盤の開票で新人の渡具知氏の票が急激に伸び、現職の稲嶺氏の票が減少していくという怪現象が起こった。開票が進めば票は当然増えるはずで、票が減少するのはありえない事である。

当日の出口調査では稲嶺氏の支持率が55%で10ポイント勝っていたのだから、終盤での奇怪な逆転は期日前投票の差がもたらしたと考えられる。

期日前投票が互角なら、期日前投票の差を理由に情勢がひっくり返されることはない。台風も近づいていることだし、みんなして期日前投票に行こう。

と言いつつ、わたしは選挙日当日に行く。選挙管理委員会の運営には大きな疑問を感じている。


玉城デニー候補がリード

2018-09-24 18:28:00 | Weblog

道路沿いで玉城デニー候補のポスター張りをしていると、一台の乗用車が近くに止まり、ドアの向こうから女性が笑顔で声をかけてくる。

「お疲れ様です。頑張ってください。」

志を同じくする人の声かけに、疲れが一気に和らぐ。昼から始めたポスター張りは、夕食の休憩をはさんで、終わったのは日をまたいだ今日の午前1時であった。

ところで、今日の琉球新報には玉城デニー候補と佐喜真淳候補が互角と出ているが、昨日の朝日新聞では玉城デニー候補がリードと出ている。さて、とちらが当てになるのか。

琉球新報の調査結果は共同通信との合同調査であり、調査の主導は共同通信のようである。共同通信は先ごろまで電通の筆頭株主であり、電通が共同通信の調査結果を通して世論操作をすることも考えられる。今は互角と発表して最後は佐喜真淳候補リードにする計画なのか。

琉球新報の「互角」の発表より、電通からの直接的影響のない朝日新聞調査の「玉城候補リード」が実際の現状に近いと推察する。

まだ、玉城デニー候補がリードしている。


痛そう

2018-09-16 12:36:14 | Weblog

「先生、その傷どうしたの?」

「階段から落ちてころんだ。」

「どこで?」

「東京で酒を飲んでいるときに。」

「メガネも壊して、痛そう。」

この女生徒、痛そうと心配そうに言いながらゲラゲラ笑っている。


4月14日に国会議事堂前で行われた安倍政権の退陣を求める抗議集会に参加した。その夜、新橋駅地下街の立ち飲みバーで酒を飲んでいたのだが、帰りに地下街から階段を昇るときに転んでしまった。メガネは壊れて使用不能、目の横に深い傷と血。

新橋駅周辺の酒場は丸の内のビジネスマンや霞ヶ関の役人もよくいるので、隣同士で話をしていても面白い。沖縄から来たというと、身を乗り出して興味を示す。

「え、沖縄から来たの。で、どうなの、沖縄の新聞は全部報道が偏っていて、あれはまずいんじゃないの?」

とか、

「米軍基地について、実際のところ沖縄の人はどう思っているの?」

とか、

「で、沖縄は日本から独立したいの、したくないの、どっちなの?」

などと、質問してくる。この二人、霞ヶ関の役人である。

沖縄の歴史、琉球王朝、中国との関係、言語などを説明して、話が沖縄の独立に及んだとき、「沖縄の独立うんぬんよりも、日本がアメリカから独立するほうが先でしょう。日米合同委員会で・・・・・」と話し始めると、役人の一人が明らかな動揺を示して「帰る。」といって、その場を逃げていった。日本が本当は独立国でないという事実と、月に2回開かれる日米合同委員会での米軍人の指示で日本政府の大方の政策が決められるという事実は、霞ヶ関の役人にとっては触れられたくない隠しておきたい大きな弱みのようである。

ちなみに、4月14日に国会議事堂前で撮った動画がこれである。人の波でバリケードが破れ、国会議事堂前が無数の抗議市民であふれた。https://www.youtube.com/watch?v=_Ycy6dSxozU


珊瑚の海

2018-09-14 07:42:49 | Weblog

候補者の名前を連呼しながら街宣車が外の道路を通り過ぎる。

外の音を耳にした小5の男子生徒が言う。

「先生、県知事選挙が始まったね。先生はだれに投票するの?」

「玉城デニーに投票する。」

「何で、デニーに投票するの?」

「辺野古の珊瑚の海を埋め立てて、新基地を建設することに反対だからだ。」

「デニーは、その新基地建設に反対なの?」

「そうだ。」

 

子供はストレートだ。躊躇なく聞いてくる。それに躊躇なく答える。かけがえのない珊瑚の海を壊す新基地建設は、決して許されない。