伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

真剣

2012-08-08 22:04:31 | Weblog
窓ガラスにヤモリが2匹。小柄な1匹はシッポが長くて見栄えがよい。大柄なもう1匹はシッポがほとんど残ってなくて不恰好、命からがら生き延びてきたのだろう。

獲物が現れるまで、身動きもせずにジッと待っている。獲物を見つけるとスタスタと移動し、パクッと食いつく。大柄なヤモリは熟練していて、獲物を取り逃がすことがない。

パクパクパク、うまそうに口を動かしている。今日は獲物が多い。あっちに行ってパクパク、こっちでパクパク。食べることが生き甲斐かのように、パクパクと口を動かしている。

食べるために生きているのか、生きるために食べているのか。ヤモリは知らない。


人は何のために生きているのか。生きることに目的があるのか。遠い日、学生時代、答えのない思索をめぐらし虚無をさ迷っていた。

あのときの虚無を思う。すべてがむなしかった。それでも真剣に生きていた。不器用に真剣に悩む若者がいた。

ロンドンオリンピックで日本人選手が活躍している。真剣に練習してきて、真剣に戦っている、その姿が人々に感動を与える。真剣に取り組む大切さを教えてくれる。

生徒の勉強も、またしかり。真剣さが大切である。


2012-08-01 22:11:41 | Weblog
頭をスッキリさせようと、三ツ矢サイダーを買って飲んだ。喉がヒリヒリする。風邪気味のようだ。五分の一も飲めない。風邪気味の喉には、炭酸飲料は刺激が強すぎるようだ。

「できていない」など、ちょっとした一言が人を傷つけることがある。このくらいのことでと思うのだが、当の本人は傷ついている。

風邪気味の喉が炭酸飲料を痛がるように、人の心もそれぞれに痛みを感じる。

喉が、何でもない炭酸飲料を痛がる。心が、何でもなんでもないことばに傷つく。喉の痛さが、人の心の痛さを教えてくれる。

ちょっとした体の不調が、独りよがりな自分自身を反省に導く。体の不調も、また「師」である。