伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

ホームレス少女

2019-12-26 12:19:26 | Weblog

拾った新聞で
字を覚えた
ホームレス少女
の物語

表紙のキャッチコピーが目をひく。先日、短歌の本を買った。

鳥居と名乗る少女は、虐待され、不登校になり、ホームレスになるなど、過酷な環境で生きてきた。

小学校中退で、字は拾った新聞で覚えた。彼女は短歌を作ることに自分の居場所をみつけた。短歌を作って自分を表現することが、彼女の生きる支えとなった。

彼女は、短歌との出会いがあって死の瀬戸際から救い出された経験から、今、死にたいほど辛い人には、短歌と出会って自殺を踏みとどまってほしいと願っている。

母親が目の前で自殺、友人が目の前で自殺、そして、彼女自身も生きることの辛さに何度も自殺を考えてきた。生きることが辛かったら短歌を読むとよい。多くの人が短歌を読むとよい。彼女は、自分を支えてくれた短歌をより多くの人に知ってもらおうと活動を広げている。虐待からの心的外傷をいまだ背負いつつ。


車の運転

2019-12-25 09:55:35 | Weblog

左側を見ると、ホットモットの駐車場から一台の乗用車が出るような気配。自分の車を後方に1、2メートルほど移動して入り込めるスペースを作ってあげる。すると、30代ぐらいの男性が笑顔で会釈をして車をすべり込ませてきた。

その笑顔に気分を良くしたところで気づいた。自分の車の左側面にはA3サイズの大きなポスターが貼られている。山本太郎さんの顔写真に、太郎さんの名前、消費税廃止のフレーズが載っている。

よかった。よかった。これで太郎さんの支持者を一人増やせたかもしれない。自分の車の運転の仕方で太郎さんの支持者を増やせる。これからは、もっと配慮のある運転を心がけようと自分に言い聞かせた。

しかし、気が短いせいで運転はそんなにゆっくりでもゆったりでもない。むしろ、少し荒いかもしれない。車の側面に太郎さんのポスターがあることで、運転の心がけが変わる。車の運転でも太郎さんを支援する。


一生勉強

2019-12-24 11:55:11 | Weblog

"I am learning Spanish now."
"How long have you been learning Spanish."
"I have been learning Spanish for three days."
" For three days? A ha ha!"
"Yes,・・・・."
He was still laughing for a while.

"For three days" usually means the period of time people are apt to keep doing. When he was laughing,  I thought in my mind and knew that I would continue learning Spanish throughout my life.Two months have passed. I studied it this morning.

英語、中国語と勉強を重ねてきて、次の外国語はロシア語かスペイン語あたりを考えていたのだが、結局はスペイン語にした。ラテン語の語源を多く共有する英語との近似性から、スペイン語は負担が比較的軽いと考えたのである。始めた当初は、スペイン語の構造があまり興味深くて勉強にのめりこんでいったのだが、今はタイマーをセットして一日に10分と決めて勉強している。

基本的な日常会話レベルを目標にすれば、外国語の勉強の敷居はそれほど高くはない。3年後にはロシア語の本を手にしている自分を思い描く。そして、さらにその3年後にはアラビア語。人の勉強は一生続く。


光明

2019-12-23 14:03:39 | Weblog

元文部科学事務次官の前川 喜平氏が「山口敬之 元 記者の事件」について、東京新聞の「本音のコラム」2019年12月22日に一文を寄せました。引用します。

 


「本音のコラム」前川 喜平

 伊藤詩織さんが山口敬之元TBS記者を性的暴行で訴えた民事裁判は、伊藤さんの完全勝訴だった。やっと正義(の一部)が実現された。

 しおりさんの勇気ある行動に心から敬意を表したい。

 しかし判決の事実認定に照らせば、準強制性交罪が成立するはずだ。なぜ立件されなかったのか?
 
 山口元記者には逮捕令状が出ていた。逮捕直前に警視庁の中村格刑事部長(当時)がその執行停止を命じた。

 この行動がまず異常だ。

 山口元記者は安倍夫妻と交友関係があり『総理』という本も書いていた。官邸に人脈もある。中村元部長は菅官房長官の秘書官だった。逮捕中止は官邸の指示だったのではないか?

 東京地検が山口元記者を不起訴にしたのも、被疑者が首相のお友だちだからではないか?

  検察審査会の結論も「不起訴相当」だったが、審査会事務局が素人の審査員を誘導したのではないか?

 「刑事と民事で判断が分かれた」と言われるが、裁判所は刑事の判断をしていない。「検察と裁判所で判断が分かれた」と言うべきだ。

  不起訴の背景に「法の不備」や「立証の困難さ」があるという声もあるが、真の理由は「政権による検察の支配」なのではないか?

  山口元記者はなぜ逮捕も起訴もされなかったのか? そこには、安倍政権による「刑事司法の私物化」という恐るべき疑惑が存在するのだ。


以上引用

 

ところで、安倍政権は刑事司法だけでなく、民事司法をも私物化してきたことを付け加える。伊藤詩織さんの民事裁判の勝訴は安倍独裁政権の時代の終焉を示している。これは光明である。


応援

2019-12-15 12:00:59 | Weblog

集まったボランティアの参加者を前に、車椅子の上間正敏さんが語りかける。彼の考える衆議院解散の見通しと、今後の山本太郎さんの支援活動をどう展開するかを熱く語る。

「今日は2班に分かれて、この地区を回ります」と彼は地図で示す。この活動をリードするのは体に障害を持つ上間正敏さんである。この日は上間さんのグループに加わって住宅や店舗を回った。訪問する2件に1件の割合で、ポスターを貼らせて頂いた。山本太郎さんは名護では評判がよい。訪問先で「頑張って下さい」とよく励ましの言葉を受ける。

山本太郎さんを代表とする「れいわ新選組」は、体に重度の障害を持つ舩後靖彦さんと木村英子さんを参議院に当選させ、障害者という当事者の立場からすべての人にとって住みよい世の中を作り出そうとしている。当事者だから分かることがある。当事者の発言は説得力があり、存在そのものが説得力を持つ。

国会では舩後靖彦さんと木村英子さんが頑張っていて、沖縄では上間正敏さんが頑張っている。掲げる政策に共鳴して山本太郎さんを応援しているのだが、山本太郎さんを支援する上間正敏さんも応援していく。


差別

2019-12-06 13:34:12 | Weblog

「もしもし、伊波さんですか。上間です。山本太郎さんのポスター貼りをやりたいんですけど伊波さんも参加できますか?一ヶ月に一回はポスター貼りを定期的にやりたいんですよ」

「あ、そうですか。では、都合をつけて参加します」


山本太郎さんの応援ボランティアで知り合った上間正敏さんからの電話である。上間さんは体が不自由で車椅子の生活なのだが、その活動は驚くほど精力的である。わざわざ電話をかけてきて、ポスター貼りの参加者をつのっている。こないだも近くの人たちとポスター貼りをしたのだという。衆議院の解散がいつあってもおかしくない状況で、太郎さんの応援をできる限りしていきたい。車椅子で応援する人もいるのだから。


ところで、安倍首相は先日の参議院本会議で、桜を見る会の参加者リストをシュレッダーで破棄したのは障害者雇用の職員なのだと述べた。参加者リストを破棄したことと障害者の間に何の関係があるのか。指示通りにシュレッダーを使った障害者職員の情報は守られないのか。参加者リストの情報は破棄するが、破棄したのが障害者職員であることは公表する。安倍首相は自分を守るために障害者でさえ盾として利用する。一国の首相の発言としては信じられないことである。この差別的発言はニューヨークタイムズなどの海外メディアでも取り上げられている。恥ずかしい限りである。当人は恥の概念を解さないようだが・・・