伊波塾長の気ままブログ

スタディの代表者の伊波勝也塾長が、日常の出来事や生徒の勉強について思いつくまま気ままに書き込んでいます。

停電

2012-09-29 17:00:06 | Weblog
久々に携帯からの投稿。台風17号の返し風もおさまったようで、外は静かな夕方の景色。風雨は過ぎ去ったが、電気は消えたままである。電気の復旧は今夜なのか明日なのか。

たまにはローソクつけた夜もよい。慌ただしく過ぎていく時の中で、立ち止まって静かにものを思う。ローソクの火がゆらゆらと揺れている。揺れる火が過ぎた日々を呼びよせる。

外はまだ明るい。ローソクはあったかな。家の中をあちこち探す。

漁夫の利

2012-09-25 08:27:02 | Weblog
尖閣列島の領有権争いで日本と中国が険悪なムードである。日本が尖閣列島を国有化すると、中国で大きな反日運動が起こった。自民党と民主党の主だった議員が徴兵制を公然と主張する。戦争前夜か。

かつて、1950年から1953年の間に朝鮮戦争があった。北朝鮮と大韓民国の衝突で、アメリカ、中国、旧ソ連が介入して、戦争は約3年間続いた。戦後混乱期にあった日本は、この戦争で軍需物資の生産・補給を担い戦争特需といわれる経済的恩恵を受けて、戦後の混乱期から脱することができた。

今、日本と中国が衝突すると喜ぶ国がある。身近な大国アメリカである。戦争が起こると軍事力が強大なアメリカのドルの価値が上がり、ドル暴落の危機を回避できる。アメリカは経済の危機を世界のどこかで戦争を起こすことで回避してきた。アフガニスタン戦争やイラク戦争がそうである。

いま、日本と中国の衝突、極東地域での軍事紛争でアメリカは自国経済の大きな危機を乗り切ろうとしている。尖閣列島の領有権争いの衝突の背後にはアメリカがいる。日本と中国はこの争いで何ら得るものはない。背後で争いを扇動するアメリカが漁夫の利を得る。

本能と知性

2012-09-13 21:04:29 | Weblog
右腕がしびれて痛かったので、整形外科病院で診察してもらった。診察の結果、筋肉が炎症を起しているのだという。1日、2日で治るらしく、炎症・痛み止めの薬とシップ薬をもらってきた。飲み薬とシップ薬の効果でだいぶ楽になった。

病院で診察を受けるのは約5年ぶりである。前回は野良猫に手脚を噛まれて外科病院で傷の手当てを受けた。子猫を持ち上げたところを、親猫に襲われた。手は子猫に噛まれて、脚は親猫に噛まれて、半ズボンの脚に牙と爪がもろに食い込んでかなりの血がでていた。

子猫に蚤駆除の薬をつけて上げようとしたところ、持ち上げた子猫が必死に鳴き叫ぶので、親猫が子猫を救おうと人間の脚に襲い掛かったのである。

大きさでは人間の10分の1、20分の1しかない猫が、人間に襲い掛かるというのは余程のことである。子供を守ろうと必死になったとき、母猫は身の危険を顧みない。動物が備える母性本能の神秘と力強さに驚かされる。

高等な知性を持たない動物でも、その本能には我々人間に畏敬の念を抱かせるシステムが備わっている。高等な知性を持つといわれる人間だが、この愚かさはどこから来るのだろう。人間の知性が度を越えて醜悪な姿を見せるとき、動物の本能の純粋さがことさら輝いてみえてくる。

因果応報 (いんがおうほう)

2012-09-11 09:00:48 | Weblog
扇風機をつけっぱなしで眠ったら、風邪を引いていた。タイマーをセットすればよかったのだが、うっかりしていた。ちょっとした季節の変わり目だが、寒がりの体が敏感に反応したのだろう。

葛根湯を一時に2包飲むと、体がホカホカになり汗をかく。処方箋は無視だが、これが効く。くしゃみと鼻水だけで治まり、風邪の引き始めで治すことができた。

たかが風邪、それでも因果応報。日頃の体調管理が甘いから、風邪をひく。

因果応報とは、過去の良い行いが良い結果をもたらし、過去の悪い行いが悪い結果をもたらすというもの。

9月に入って、生徒は定期テストの真っ最中。既に終わった人もいれば、これからの人もいる。一生懸命頑張った人は良い結果が期待できるし、そうでない人はそれなりでしかない。これも因果応報。良い結果は、日頃の努力の積み重ねから来る。