引っ越し二週目の後半(きのうまでの三日間)、娘とマメが泊まりに来ました。
片付けも大分進んだことだし、
「そーよそーよ、うちでのんびりして、引っ越しストレスを癒やせばいいわ」
と、大歓迎のわたしです。(婿さんには悪いけど。)
この三日間、いつにも増してマメを猫可愛がりしました。
*遊びに根気よくつきあう
*しょっちゅう膝に抱いて濃厚にハグする
*お風呂にいっしょに入る
など。
住み慣れた暮らしをとつぜん奪われた、傷心のマメがふびんで...。
帰る日のきのう。
朝から元気のないマメです。
車の中で
「ばあばのおうちとバイバイするのがさびしいの」
と、わたしの肩に顔を押し付けてきます。
ああつらい。
小さいマメが悲しんでいるのがつらい。
やっぱり、引っ越しで情緒不安定になってるのね。
心がえぐられるように苦しく、世界が色彩を失ってモノトーンになっていく感じです。
マメは車の中で寝てしまい、新居についてからも寝て、合計で2時間以上昼寝しました。
「引っ越しの疲れがたまってるのねぇ」とわたし。
「今朝は早く目が覚めたからだよ(6時)」と娘。
しばらくして昼寝から覚めたマメ。
おやまあ元気いっぱいです。
わーわー、キャーキャー、あはははは!
さっきのしょんぼり感はどこへやら。
「マメちゃん、ばあばとじいじ、もう帰るよ」
「うん、バイバイ!」
なあんだ、元気がなかったのは単に寝不足だったからなのね。
「引っ越しで傷心」とか、深読みしすぎだったわね。
安心すると同時に、世界は元の色彩を取り戻して輝いてきました。
まーったく。
いい加減わたしも「引っ越しによる情緒不安定」を克服しなくてはね。