着地が見えないいじめ事件報道

2006-11-11 11:15:52 | 時事報道放談
加害者と被害者

何が加害で、何が被害なのか

加害者の心理は何か、少年であれば、法定代理人たる親の教育はいかなるもので、どこに問題があるのか。
加害者側と被害者側の家庭教育はどこに問題があるのか、
解決する教育法があるのか。

報道は、被害者側(いじめ自殺した子の親)は、被害者意識で説明するが、親として、何かが欠けていた部分はなかったか。
加害者側の親の意見は、一切出てこないことに何かの作為があるのか。
問題解決は、当事者双方の客観事実を解明しなければならないはず。

加害者側の親は何故抑止できなかったのか、抑止する方法がわからなく、途方にくれる親はいるはずなのに。この人達も問題解決方法を求めているかも。

根底の議論は、人間誰にもある、「高慢と偏見」

通常、優越感と劣等感はTPOで誰もがコントロールしているものです。無意識にも。
自由や人権は、他者の権利を侵害しない上においての自由、人権であることの理解であることと同じく・・・。
ただその行動・実践が深いところで議論されていないので、理解されていないと見えるだけ・・・のように思える。

「してはならない」「すべき」のルールだけでは、問題解決が逆に遅くなる可能性もある。そのルールに本当に違反したかどうかという議論が延々となされる結果が待っている。

結局、自立の論議になるのだけれども・・・