運勢を変える方法

2007-01-05 12:42:30 | 私見アウフヘーベン
昨日、今年の運勢というタイトルで書き始めましたが、もう少し追ってみます。

相変わらず占いに関して、本屋さんのコーナーやテレビ番組が多いことから、迷い多き世情がうかがえます。

そうした世の心理の逆、というか、対抗する心理は何か?
占いの本を買わない、占いの番組を見ない・・・ということではない、見たい気持ちを抑える必要もない。
占いを知った上で運勢(よくない占い結果)は変えるもの。

幸と不幸は「在るもの」ではなく「思うもの」、という古の教えは多い。
それで納得して救われる心もある・・・が。

不幸と思う心理を考えると・・・
ヒト・モノ・カネ・・・のストレス(思い通りにならないこと)
最大のものは・・・「ヒト」
対人関係が良好であれば「モノ」と「カネ」はなんとかなりそうだから。
不幸の多くは、対人関係にあると・・・。

これを修正することに「運勢を変える」ことの根がありそう・・・


昨日も書きましたが、対人関係において相手に言われたくないこと、自分自身がしてはならないことは、うそつきと怠け者。

うそ:
事実でないこと、虚偽、騙す、裏切り、詐欺・・・何故嘘をつくのか、騙すのか、裏切るのか→自己のプライドのためや金銭的損得のために嘘をつく、すなわち自己の有利のために相手の不利を告げない・・・自分が損失を被ると思うからであろう。(対人関係における将来の波及損失は考え及ばない)

あるべきことや相手が喜ぶであろうことを、できるのにあえてやらない、故意にしないことなども、「うそ」に含まれる。(勤労の怠け、勉学の怠けなども)

失敗や怠けを隠す、責任逃れなどのため、言い訳をしますね・・・これは、自己のプライドのためにつく嘘なんでしょうね

自己主張の弱い相手を「からかう」「笑いのネタにする」ための「ウソ」は、自分が相手より立場が上であるという高慢が心根にあります。

裁判において、原告・被告人は自己に不利となる事実は告げる必要はない・・・弁護士は「言う必要がない」として、依頼人に嘘をつきなさいと助言する外観ですね。弁護士の社会正義は、常にその葛藤があるように思えます。

「自分の利益のために他人の利益が犠牲になる」と思える仕組みや制度が市民社会の中にはたくさんあります。この社会の全てのモノは売買対象となりますが、その価格設定がそうであると言えないこともない。多数の売買市場参加者の競争が「適正価格」を生み出すメカニズムではありますが、売買契約の相手方の不知や判断能力のレベルを利用した価格設定が横行するのもこの自由主義経済の社会の常です。

この社会には「ウソ」が多いと嘆くことでも、「ウソ」を見抜いて相手を攻撃することでもない、・・・自分の「ウソ」を見つけて反省すること。

占いの教えと指針は、
結局、自分に「ウソがない」かどうかを客観認識することに論点を導く・・・
不幸の元凶である対人関係を修正するからである。

運勢を変えるとは、「ウソがない」かどうかと内省し対人関係を維持すること

そう信じて、日々を過ごしたいもの・・・(怠け者と言われないためにも)




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