イギリスC1モデルの新作、MGBGTを製作しています。
イギリスのクリスさんに連絡を取り、新製品を友人の分も注文し送ってもらいました。先日到着、早速製作を開始しました。
こちらがキットのトランズボディ。アオシマのMGB対応です。
ボディは非常にシャープで、とても薄い成形、柔らかさがあるボディです。
プラに近いですね。
元のボディと比べても収縮はありません。元の型から反転してコピーしているわけではなく、3Dスキャンしてモデリングしたものを原型にしているので
サイズが小さくなっていないんですね。トランスキットの場合、ここは重要です。
レジンの欠けはごくわずか。ここは瞬着で埋めました。
グリルはMGBGTにしたいのでたてのバーを抜いて網を貼りました。
ルーフ裏の湯口は彫刻刀で削除。表側もサンディングしておきます。
インテリアは後半がレジンパーツなので、インストに沿ってシャーシやインテリアを切除
合わせてみます。
ここで思いつきでリヤゲートを切り開いて、内側にプラ板でフランジをつけてみました。
モールドの厚みが薄いのでやりやすいですよ。エッチングソーとカッターで切り抜きました。
こちらは内側にコの字型の真鍮線と真鍮パイプでスライド式のヒンジをつけ、支えもつけてみます。
このようなスライド式のヒンジになっています。少しコの字は開き気味にして抜け防止になっています。
キットにボーナスで付属するV8ホイール(4種類から選べました)を組み合わせて車高調整。
キットの足回りよりリヤのみ落としました。板バネをまっすぐにして、取り付け穴を切り飛ばして調整しています。
ホイールは彫刻が素晴らしいので、黒サフを吹いてからタミヤラッカーのスパークリングシルバーを筆塗り。このキラキラしたシルバー好きなんです。
ボディは中性洗剤で洗った後ミッチャクロンを拭いてグレーサフとボディカラーを。
ボディカラーはアサヒペンクリエイティブカラーのカナリーイエロー。好きな色です。
しかしボンネットに強烈なクレーターがたくさんできてしまい、なんどもサフとペーパーをやり直すことに。
ここはパーツクリーナーを拭いてしっかりと脱脂をすると良いそうです。
シャーシも塗り分け。
インテリアもミッチャクロンを吹いて、オキサイドサフに軽くブリリアントオレンジを吹きました。
内張や荷台の滑り止めに色差しして組んでみます。
ダッシュボードはテンションロッドの穴を平らにしてから光パテで埋めています。
黒サフを吹きスパークリングシルバーで色差ししてあと、キットのデカールを貼りUVクリアジェル。
ステアリングは手持ちのものに替えました。
このインテリアは素晴らしい
何度かペーパーとサフを繰り返し、その度に傷をつけたりしながらなんとか復活。クリヤーを吹きました。
一晩たってクリヤーも乾き、軽くコンパウンド。
上下合体は非常にタイトで、なんとかすぽっと入りました。これはボディが薄くて柔らかい意味がわかります。
佇まいはバッチリ。いい感じです。
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