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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/32 60年代レベルスロットボディ改造 ACコブラ289ルマンハードトップ1963 完成!

2017-01-31 22:19:03 | 3Dモデリング

コブラのルマンハードトップが完成です。


むかし野上さんに譲っていただいたスロットボディ。60年代の傑作で、今までのプラモデルの中でも最高の造形、かつルマン仕様が再現されています。
勢いでスロットカーにしてしまったので、今回はばらしてルマン仕様にレストアします。



モノグラムの90年代頃のコブラ427スナップキットのシャーシとインテリアがぴったりと収まります。





3Dで設計したダンロップタイヤとホイールを狭く調整したトレッドに金属棒をさし、取り付けると、実に良い佇まいです。



2時間ほどで薄め液で塗装がはがせました。


リヤはルマンハードトップの特徴の短い下開きのトランクリッドが再現されているのに驚きです。




上下に長いサイドのアウトレットも、キットをくり抜いて3Dのパーツをはめ込みました。
0.5ミリほど浮かせて周囲を瞬着で埋めてから、面一に削り出しました。



サフを吹いて表面を整えます。



今回もガンダムグリーンの上からキャンディライムグリーンを吹き、スモークや金色、ホワイトパールなどをパラ吹きして色調を整えます。




デカールはイラストレーターで版下を作り、レーザープリンターでファインモールドの白デカールに印刷。ふちをグリーンで印刷すれば、線上で切り取って貼付けることができます。



クリヤーコートしてから、シャーシと内装に黒サフを吹き付けて仮組。良い感じですね。




三菱ペイントマーカーのシルバーにエナメル溶剤を混ぜてさらさらにして、面相筆で色をさしていきます。
キットの小物パーツがよく出来ているので、磨いてから装着し直しました。



室内は右ハンドルになるので、1ミリプラ板を切り出してから、メーターの大きさにポンチでキッチンテープを切りぬいて、並べてから中央をへこませて、つや消し黒をひと吹き。カッターでメーターのふちを削りとって出来上がり。











大好きなルマンハードトップ。野上さんから譲っていただいた時はホイールに悩んでスロットカーにしてしまいましたが、今やり直せてシアワセです。これは初期モデルカーズの伝説のコブラ特集で憧れて以来の夢が叶いましたね。
こちらも2/4のオートモデラーの集いIN横浜2017@新子安日産エンジンミュージアムにて展示いたします。



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1/24モデルファクトリーヒロ ACコブラクーペ A98 ルマン1964完成!

2017-01-30 21:48:46 | 模型

ACが独自に作ったコブラクーペ、A98を製作しました。モデルファクトリーヒロのライトラインで、レジンのボディとシャーシにメタルパーツで構成されたシンプルなキットです。
少し前に横浜のホビーフォーラムで購入したものです。



白レジンのボディは洗剤で洗いミッチャクロンを吹いてからグレーサフを拭きました。
ベースカラーはガンダムスプレーのグリーン。そこにキャンディライムグリーンや金色、クリアイエローなどを重ねて色味を調整しました。全て缶スプレーです。


デカールを貼付けて、クリアイエローが染出すと怖いので今回は水性トップコートを使用しました。




磨きはコンパウンドとポリラックのみ。



だいたい思ったような色味になりましたよ。


シャーシに仮組です。車高は良いようですね。



今回はミッチャクロンの後、黒サフを使ってみました。サフの上に黒を重ねるよりも手軽で密着も良いようです。
レジンキットには最適ですね。




キットは安い方なので挽き物が入っていません。ホイールもホワイトメタル製なので、ご覧のバルケッタ製研磨ディスクで磨いてみました。これは使いやすいですね。バルケッタの通販で買えるようです。


センター部分はタミヤの墨入れ塗料で陰影を付けて、タイヤデカールには薄めた木工用ボンドを筆塗りしています。



ホイールが筒抜けなので、ダイソーのワッシャーを浮かせて取り付けました。



黒い部分は室内や窓枠などを筆塗りして、窓枠にはペイントマーカーでシルバーを書きました。




フロントウィンドウは足りなくなったので(少し小さめのようです)ペットボトルから切り出しました。
ライトやフィラーキャップなどもホワイトメタル製なので、磨いて取り付けています。ライトカバーも切り出してアクアリンカーで貼付けました。





室内はエッチングも効いていますね。黒中心でまとめてみました。シートはかなり小さいようです。





細かいパーツを取り付けて完成です。テールライトは赤いパーツが6個ついていましたが中央はオレンジなのでクリアシルバーを塗ってからクリアオレンジを筆塗りしました。クリアシルバー、いいですよ。










独特の存在感が美しいモデルですね。
秘密にしてACが製作してシェルビーともめたようですが、大好きなクーペです。

2/4のオートモデラーの集いIN横浜でご覧下さいね。





コメント (2)
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3Dパーツ 1/24ダンロップタイヤ&ホイール 412Pホイール完成

2017-01-26 21:38:55 | 3Dモデリング

フェラーリ412P用のカンパニョーロホイール製作しました。




手持ちのP4に試しに塗装してはかせてみました。
フジミキット対応ですのでキットのポリキャップやタイヤ、スピンナーを使用してそのまま装着出来ます。

こちら、2500円プラス送料200円で受注いたします。ご注文後の製作オーダー(DMM発注)となります。


今回試したのが黒アクリル。タイヤには最適ですね。こちらはダンロップの1/32タイヤです。
1/32サイズ4本で1200円+送料200円となります。

トレッドも良い感じ。


1/24サイズのダンロップタイヤとダンロップホイール
ともに3Dモデリングです。
ジャガー用角穴ダンロップ、4本2200円 それにあわせた内径16.5ミリのダンロップタイヤは4本1800円 ともに送料プラス200円です。

タイヤサイズはホイールサイズがわかればそれにあわせて拡大縮小出来ます。ノギスで計っていただき、お申し込み出来ます。(定規ではアバウトなためホイールにはまらなくなります)

ジャガーにはかせた感じ。

こちらは他のモデルにはいたサイズ感。


こちらはグンゼのジャガーのホイールにあわせてみました。MGBのボディです。MGBのホイールにあわせる場合、内径を少しやすりで拡大すればすんなりはまります。

このタイヤはMGBに使ってみたいですね。黒アクリルなので塗装いらず、色はげも無いのでオススメです。
ご注文はブログ左メッセージボタンよりお願いします。
2/4のオートモデラーの集いIN横浜でご覧下さい。

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1/24エレール ジャガーEタイプ 1962ルマン 1337VC 3Dパーツ使用 製作記 外装完成

2017-01-26 10:07:56 | 3Dモデリング

ジャガーEタイプ ルマンカニンガム1962 とりあえず完成です。
2台のカニンガムカーが並びました。


前回から、ライトの前や窓枠などを塗り分けてウィンドウをつけていきます。




ワイパーは削り落として外形を一回り小さく削り込むと接着剤無しでぽこんとはまりました。


ワイパーはジャンクパーツより。ライトレンズは8ミリのHアイズを使っています。
ライトカバーはペットボトルの底から切り出しておいたものです。ともにアクアリンカーで接着しています。





エンジンはキットのものを製作しています。
フレームもキットのものをシルバーに塗って組み立てました。



今回は3Dホイールにキットの細身の大径タイヤをあわせます。
ホイールは幅広なので削り込みます。



タイヤを取り付けると良い感じですね。



エンジンやインナーフェンダーを取り付けるといちいち閉まらなくなるので、あちこち削りました。



何とかここまで削りあわせました。





下回りを取り付けて、ライト類も取り付けます。キットのテールライトはメッキパーツですが、メッキを削ると乳白色で助かります。
リヤのリフレクターはHアイズです。




3Dパーツの虫よけ板(透明部分は塩ビ板)やドアノブ(メッキ塗装)サイドウィンドウのエアスクープはこんな感じ。



エンジン補機類が寂しいので、3Dパーツで製作することにします。



こんなパーツを3Dモデリング。DMMに発注してみましょう。


こちらのベルトパーツも3Dパーツです。






とりあえず外観は完成ですね。







1/32のダンロップタイヤも作ってみました。トレッドも良い感じですね。今日24バージョンが到着予定です。




先日完成したエアフィックス1/12のアンチペストバンを使ったA35、このマスコットも3Dで製作しました。


そしてこちらが試作したキャブレターパーツです。


ミッチャクロンの上からサフを吹くとこんな感じ。


1/24の大きさ


1/32


1/43

1/43 本体2 ファンネル長短各4 本体ファンネル一体長短各2
1/32 本体2 ファンネル長短各4 本体ファンネル一体長短各2
1/24 本体3 ファンネル長短各6
1/20 本体2 ファンネル長短各4
いずれも1000円+送料200円としました。

それぞれのパーツを気持ち大きくして、1/43と1/32はファンネル一体にしました。それぞれ別パーツのものもついています。
とりあえす今日、明日くらいに第1回発注をしますので、早めに欲しい方はどうぞ。キャブレター次期発注も2月頃に行います。現物を見たい方は、2/4のオートモデラーの集いin横浜までいらしてください。


2/4(土) ニッサンエンジンミュージアム 10時〜15時
オートモデラーの集いIN横浜2017 入場無料 
付近にお昼を食べるところが無いので、お弁当持参をお勧めします。



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1/20マリリン・モンローと1/24ピンナップガール アトリエ体験教室

2017-01-23 05:19:06 | 3Dモデリング


土曜日にアトリエにお客様がいらっしゃいました。

アトリエキャトレール



Kさまが持っていらしたのがこの2点。バルケッタで購入したと言うマリリンと、マスターボックスのピンナップガールです。
マリリンはレジン製なので洗剤の洗浄から。マスターボックスは組み立てや整形から始めます。
お客様とご一緒に2体を並行して仕上げていきました。


このような接着は、ダイソーのハケ塗り瞬間接着剤とアルテコの硬化スプレーで、隙間を埋めながらさくさくと進めて行きます。


髪の毛は好みでとさかやリボンを切り取ったので、ゼリー状瞬着と硬化スプレーで髪の毛を盛りつけてからヒートペンで表情を付けます。




白サフでかなり白くしてから。


こちらはミッチャクロンを吹いてから、下側から影に色が乗るようにぱらっと赤を吹いていきます。ガンダムカラーを使っています。さらに白サフでおさえて下地を作り、パンツ部分はマスキング後にネイビーブルーを吹きました。

肌色部分はアルキド樹脂絵の具の混色で肌色を作り下地の表情が透けるように、太目の丸筆で塗り込んでいきます。


髪の毛は水性ホビーカラーの薄茶色。


台座は手持ちの物をサービスしました。手持ち用の金属棒が刺さるように穴を開けます。


2時間ほどで2体の完成。





撮影実習も行いました。


Kさまありがとうございました。
2体の塗装製作、お持ち帰りであわせて1万円の製作、実習料でした。
詳しい製作手順はこちらのアルバムでご覧下さい。

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