
コブラのルマンハードトップが完成です。

むかし野上さんに譲っていただいたスロットボディ。60年代の傑作で、今までのプラモデルの中でも最高の造形、かつルマン仕様が再現されています。
勢いでスロットカーにしてしまったので、今回はばらしてルマン仕様にレストアします。


モノグラムの90年代頃のコブラ427スナップキットのシャーシとインテリアがぴったりと収まります。



3Dで設計したダンロップタイヤとホイールを狭く調整したトレッドに金属棒をさし、取り付けると、実に良い佇まいです。


2時間ほどで薄め液で塗装がはがせました。

リヤはルマンハードトップの特徴の短い下開きのトランクリッドが再現されているのに驚きです。



上下に長いサイドのアウトレットも、キットをくり抜いて3Dのパーツをはめ込みました。
0.5ミリほど浮かせて周囲を瞬着で埋めてから、面一に削り出しました。


サフを吹いて表面を整えます。


今回もガンダムグリーンの上からキャンディライムグリーンを吹き、スモークや金色、ホワイトパールなどをパラ吹きして色調を整えます。



デカールはイラストレーターで版下を作り、レーザープリンターでファインモールドの白デカールに印刷。ふちをグリーンで印刷すれば、線上で切り取って貼付けることができます。



クリヤーコートしてから、シャーシと内装に黒サフを吹き付けて仮組。良い感じですね。



三菱ペイントマーカーのシルバーにエナメル溶剤を混ぜてさらさらにして、面相筆で色をさしていきます。
キットの小物パーツがよく出来ているので、磨いてから装着し直しました。


室内は右ハンドルになるので、1ミリプラ板を切り出してから、メーターの大きさにポンチでキッチンテープを切りぬいて、並べてから中央をへこませて、つや消し黒をひと吹き。カッターでメーターのふちを削りとって出来上がり。










大好きなルマンハードトップ。野上さんから譲っていただいた時はホイールに悩んでスロットカーにしてしまいましたが、今やり直せてシアワセです。これは初期モデルカーズの伝説のコブラ特集で憧れて以来の夢が叶いましたね。
こちらも2/4のオートモデラーの集いIN横浜2017@新子安日産エンジンミュージアムにて展示いたします。