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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 MG MODEL FERRARI 340MM LE MANS 1953 製作中2

2010-05-31 18:08:04 | 模型
このキット、ごろんとしたモールドのボディにエッチングでディテールをつけていく、43のMGモデルと良く似た作りになっています。

シャーシ周りもフラットブラックに塗って、室内はレッドブラウンで塗っています。インパネはツヤありの赤ですね。

M12
メータ周りはデカールの上から輪にした金属線でふちを作り、小さなメーターはエッチングの枠をつけました。
スイッチ類もつけると、けっこういい感じです。ステアリングはエッチングを2枚の輪っかで挟むタイプ。
センターのエンブレムはヒロの立体シールです。

M13
懸案のウィンドウは、たまたま買ったマウスのパッケージに入っていた塩ビ版を使って手曲げで入れてみました。
接着にはGクリヤーを使っています。

M14
けっこう厚みがありますが、びしっと平面が出ていい感じです。

M15
ウィンドウが入るとなかなかいい。ボディの内側も黒くしています。

M16
ノーズの格子はエッチング。
デカールにあった数字をナイフでくりぬいてマスクにして、スプレーで数字を吹きました。
ライトの表現は独特で面白いです。

M17
ボンネット上のシールドも、塩ビ版を曲げてエッチングに接着、Gクリヤーと瞬着で固定しました。

M18
ルマンカーのチャームポイントのフォグランプも、台座とエッチングまで付いた本格的なもの。
これで顔が締まります。

M19
あとはベルト類やフックなどの小物、ドアノブ、テール周りで完成ですね。
ここからはゆっくりとやりましょう。




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1/24 MG MODEL FERRARI 340MM LE MANS 1953 製作開始

2010-05-30 09:32:02 | 模型
先日オークションで落札した、イタリア製のレジンモデル。50年代のフェラーリです。
これくらい古いフェラーリになるとなかなかキットが手に入らないのでラッキーでした。
ここのモデルはものすごく重たくて固いレジンで、ごろんとした印象。

シャーシに穴をあけてシャフトを通し、タイヤを仮組していました。
中にはドラムブレーキのパーツもあり、雰囲気はとてもいいです。
M1
フロントフェンダーが左フェンダーの先が高いようでしたので削っています。

M2
リヤのスペアタイヤが泣かせます。ここの大きなウィンドウが平面外張り、しかもウィンドウ用の塩ビ版は入っていません。

M3
車高やタイヤのバランスはいいんじゃないでしょうか。低く構えたルーフラインが素敵です。

M4
ここの部分はドリルとカッター、ヤスリで開口。

M5
ここも目立つので開けておきました。

M6
ライト脇のブレーキ用インテークも開けておきます。
ウィンカー用の台座も3ミリ丸棒で作りました。

M7
レジンサフと白サフで白くしています。

M8
いつものように、シャインレッドと3番の赤で、しっかり目の赤にしました。

M9
やはりフェラーリは赤くなるとしっくりときますね。

M10
デカールは透けない質の良いものでした。サークルのサイズは若干小さいようですが、いい感じです。
マークセッターを使用しています。たっぷりとクレオスの缶のクリヤーを吹きました。
M11
リヤのデカールはなじませるためにドライヤーとマークセッターを使いました。
ウィンドウにかかるのが厄介ですね。

やはり鬼門はウィンドウでしょうか。大きな43のつもりで作りましょう。




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ジュネーブから

2010-05-29 14:53:33 | インポート
ジュネーブの池澤君からメールが届きました。
彼に7月のルマンクラシックのチケットの手配をお願いしているのですが、なんと6月のルマン24時間が終わるまで手一杯でそれから発送するとのこと。しかも電話で問い合わせてです。まったくフランス人とは!

彼の家族と行く予定なので今から楽しみです。池澤君ありがとう!

そしてこちらが、彼の長男匠君の作った模型です。ご覧の通り、難物プロターのGTOを素敵に完成させております。
日本で手順を見せて、プラモデルの作り方を簡単に教えたのが4月。すごいですねー。

Img_7377




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1/25 imc/union VOLKS WAGEN BEETLE 完成!

2010-05-28 10:30:39 | 模型
ビートルはあと小物の取り付けです。
フロントはライト類とバンパーなど。ライトのしたのインテークは厚みをぎりぎりまで薄くして、ボディの取り付けの位置も削り取り、位置を少し変更して接着しました。
バンパーは瞬着で、ナンバープレートは、20年以上前の完成品からはがして取り付けました。
V19
昔のキットなのに、表情はすごくいいです。タミヤのキットよりも、なぜか味があるんですよね。

V20
リヤもエキパイやテールレンズなどを取り付け。バンパーも瞬着です。

V21
なんとバランスのとれたプロポーションでしょうか。デフォルメがいい具合に効いて、実にいい雰囲気です。

V22
後ろ姿もビートルのチャームポイントですね。

V23
1/25というサイズに凝縮感があって、なぜか佇まいが非常にリアル。この感じ、不思議ですね。

V24
カラーリングとホワイトリボンがマッチして、見ていて飽きません。

V25
フロント周りの表情は絶品ですね。

V26
ボディカラーとメッキのバランスがとてもいいです。アメリカ仕様でカリフォルニアの空気が伝わりそう。

V27
これがやりたかったんです。スペアタイヤもいいムード。良く出来ていますね。

V28
ユニオンのビートルを積んでいる皆様、いいキットですよ。作りたくなりませんか?

V29
40年以上前のキットとは思えない出来、すばらしいです。

V30
エンブレムでも入れてみたくなりますね。タミヤのインレットでいいのがあるかしら。

V31
これにて、製作記は終了です、ありがとうございました。

おまけ。
V32
タミヤのビートルと昔作ったジャンクとともに。やっと満足いくビートルが作れました。

参考サイトです。http://www.leftcoastclassics.com/1964-vw/





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1/25 imc/union VOLKS WAGEN BEETLE 製作中3

2010-05-27 18:34:20 | 模型
今日はまずエンジンの製作です。エンジンの塗り分けはネットの画像やタミヤのプラモデルを参考にしています。
V14
フューエルラインでしょうか、線を延ばしランナーで1本追加しました。
キットのままでけっこう密度感がありますね。

V15
リヤの足回りも組んでみました。少し後ろよりになったので削って調整しています。

V16
ウィンドウ類をつけて上下合体、タイヤとホイールも取り付けます。
ホイールは白と黒で塗り分け、ホイールキャップは少し高さを削っています。
タイヤはなんとコンチネンタル。やりますねえ。白のラインをリキテックスでひき、つや消しクリヤーを吹きました。
リヤフードは中身があたりうまく収まりませんでしたが、なんとかここまで閉まりました。

V17
実にいい感じじゃないでしょうか。

V18
フルオープンモデルって楽しいですね。

今回クリヤーパーツを曇らしたり、パーツを一部無くしたりしても、20年以上前のジャンク品からパーツがとれるので重宝しています。とっておくもんですねえ。




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