スポーツカーズモデリング61号アメリカ車特集の発行です。
今回の巻頭はオーストラリア在住の綱島氏による驚きのコブラ427。フジミを元に理想の形状を追求しています。
そして続くシェルビー特集。コブラ289レーサーのフル開閉モデル、
オリジナル1964フォードGTと1966GT40マーク2、
ブリットマスタング、そしてシェルビーマスタングの変遷、
3世代初期コルベットのフル開閉モデル。
レンウォールリバイバルシリーズのスタッツのフルディテール、
そして後半はカスタムの大特集。保原氏の作り出す50-60年代のカスタムカー、
坂本氏の作り出す1931フォードのカスタムとバリスのエンペラー、
サム氏が金属から削り出したビッグスケールのバスタブホットロッドなどの
多数の貴重なモデルたちをご紹介します。
オールカラー32ページ。税送料込み1540円
こちらのネットショップで販売中です。
こちらのヤフオクでも販売しています。他のアメリカ車特集のバックナンバーなども販売中なので同梱できますよ。
水彩画なども含めたヤフオクの出品リストはこちらです。
スポーツカーズモデリングも今号でちょうど10周年。
2010年に長く連載を続けていた二玄社のNAVIが休刊となり、自分のフィールドを失った喪失感がありました。
調べてみると自分で出版するのにそれほど大金がいらなくなってきたことがわかり、本の出版を志します。
パイロット版をまずiPhotoで作ってみて、そのあとイラストレーターを使って編集することを思いつきます。
そして、10年前の1月にコブラの特集号で個人で出版する模型雑誌を始めました。
販売するためにスポーツカーズモデリングというネットショップを始め、ブログなどで告知、友人を中心に年間購読を募り
なんとかスタートを切ることができました。その後書泉グランデや代官山蔦屋書店さんなどでバックナンバーも含めたお取り扱いをしていただき、去年からはヤフオクでの販売も始めて今に至ります。
最初は全くの個人雑誌で、自分で作ったプラモデルや集めたミニカー、イラストなども掲載し、個人の想いを綴ったファンマガジンのような形態でしたが、やがて友人のモデラーのネットワークから写真を掲載してこちらで解説やレイアウト、デザインを行うことで雑誌に仕上げていくスタイルに落ち着きました。
初期の15号までの雑誌は絶版も多いですが、こちらで300円で電子版を読むことができますよ。
今はなかなか撮影会もできないので、主に友人から写真を送っていただき、メールやメッセンジャーなどでやり取りしながら記事の内容を煮詰めて行っています。スロットカーズモデリング、別冊の写真集や水彩画集、フィギュア&ドローイングズやペーパークラフト集など、全てを含めると10年間で100種類以上の本を作ってきたことになり、本棚の在庫が一部屋分占領している有様です。
それでも続けてきたことで、モデラーの緩やかなネットワークから、本という形で残していけるものがあるという小さな、しかし大事なことが見えてきました。
3Dパーツを作ったり、デカールを販売したり、模型の販売、海外からのキットの輸入など、形にとらわれないやりたいことを追求していくという姿勢は、これからも続けていけたらと思います。
2021年スポーツカーズモデリング
アメリカ車特集
イタリア車特集
F1特集
日本車特集
超精密モデリング
F1特集
こちらの6冊を順次発行予定です。
画集がつく年間購読はこちらです。
今年もよろしくお願いいたします。