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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/25レベル ポルシェ914/6完成!

2021-05-26 15:20:40 | 模型

レベルの914/6完成しましたよ。



細切りのベアメタルフォイルの貼り込みです。ピンセットで端を持って位置決めして、指で押さえて麺棒で伸ばしていきます。
後ろのアールの部分は剥がれやすいので、タミヤラッカーのスパークリングシルバーで書きました。



エンジンベイはボディカラーだったので、マスクしてスカイブルーをスプレー。


裏側もスカイブルーです。



ウィンドウを取り付け。三角窓のピラーはパーツがひどかったので洋白角棒を貼り付けました。




テールライトは裏にヨーグルトの蓋の裏街を貼り付けています。友人のブログのアイデアから。
これいいですね。接着にはハイグレード模型用接着剤を使用しています。


ルーフは接着しました。



エンジンカウルは横のパーツとつなげて黒くします。キットのデカールいい感じです。



ここのウィンカーもヨーグルトの裏紙つけてみました。



ボディはだいたい仕上がりですね。




ポルシェのエンジンの塗り分けです。ほとんど見えなくなってしまいます。





ルームミラーのパーツがキットにないので、金属板に瞬着を盛って、針金をつけて硬化スプレーで固めます。



シャーシにエンジンを流し込みセメントで接着しました。




シートの前にフロアマットをアクセントに。厚紙にプリンターで出力。白黒ではなくグレーと黒にしています。
シート裏はボディ色に。






トランクとエンジンフードはシャーシ側につきます。上下合体して位置確認です。



シフトレバーは折れたので虫ピンの軸に換えました。頭は瞬着を盛ったもの。
横のレバーはヒーターのフラップの開閉レバーだそうです。瞬着と虫ピンからです。


インパネはいい感じ。メーターにはUVクリアジェルを盛っています。
楊枝でつけて伸ばしてからUVライトで固めます。





足回りは上下合体しないと決まらないのでここで瞬着で固めました。



こちら側のホイールハウス、組み方が悪かったのかタイヤが当たってしまうので上側のタイヤを切り取りました。


フロントのストラット、タイヤを細くしたせいか奥に入りすぎるので穴を拡大して外側に開け直しました。
ストラットの上側をカットして拡大した穴に差し込みます。



リヤの組み立て。3ミリほど下げています。ショックも切り詰めてつけています。
フロントはステアするように下から時計ネジのスクリューネジで取り付けました。左右別々ですがステアできます。



こんな姿勢。



エキパイはバンパーを外さないとつけられないので一旦バンパーを外して位置も再調整。



ボディとの見切りもやり直しました。



キットに入っていないワイパーはモデラーズを使用しました。



キットに入っていないウィンカーは、Hアイズの2.8ミリです。裏にこの間買ったメッキインレットを使用しました。



最後のパーツ。キットのミラーがしょぼいので、金属板に瞬着を盛り、針金を入れて固めてやすりで整形しました。














実にいい感じのキットですね。




















 写真多めですが、なんとか完成ですね。古いキットですが新しいデカールもあり楽しんで作れました。
依頼製作です。
ありがとうございました。







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1/25レベル ポルシェ914/6製作開始

2021-05-25 09:14:43 | カレンダー

レベルの古いキット、ポルシェ914/6の再販品の製作を進めています。


先日オークションで手に入れた914/6が届いてみたらほとんどのパーツがガチガチ接着済みの大ジャンク品だったので、
FBで報告したところ友人が完品を送ってくれました。ありがとうございます。これで製作に入れます。



ノーズのでかいランナーを除去。こういうところはエッチングソーでまず切り離しましょう。


914のチャームポイント。このラインを治します。なんでこんなラインになってしまったのか。




ゼリー状瞬着と硬化スプレーであっという間に整形です。



フェンダーアーチも妙に丸いので、ゼリー状瞬着と硬化スプレーで延長し、ヤスリでガリガリ削っていきます。




サフを吹いて傷をチェックしました。傷の部分は刷毛塗り瞬着をひと塗りして固めます。





別パーツの細いウィンドウフレームは白いキャップのタミヤセメントをたっぷりと塗って溶着します。
乾いてから光パテを楊枝で塗り込んで、ペーパーで均してサフを吹きました。




黒くなるところはあらかじめ黒を吹いておきます。



ボディカラーになるところはあらかじめ裏から貼り付けて、グレーサフと白サフを吹いて白くしました。




クレオスのスカイブルー、いい色ですね。




少ないデカールを貼ります。再販のデカール最高です。クレオスのクリヤーでコート。




マスキングを剥がすとこんな感じ。一気に914らしくなりますね。



キットのフックスホイール。メッキの谷間に黒を流して、メッキの部分はギラギラしすぎだったので、
薄くタミヤラッカーのスパークリングシルバーを筆塗り。キットのタイヤは分厚いので手持ちのものに交換。



コンパウンドで磨きます。


シャーシやカウル裏なども塗り分けました。

古いキットですが、なかなかいいですね。


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1/24 エッシー/イタレリ レンジローバー初期型 トリファクトリーのフィギュアを合わせました。

2021-05-23 12:28:35 | 模型


先日完成させたイタレリから再販された旧エッシーのレンジローバー 。
荷物やフィギュアを作っていきます。


まずは昔買ったミニアート1/35のワインセットを。木箱やワインが多色成形でたくさん入っています。

木箱はそれぞれオキサイドサフやアサヒペンクリエイティブカラーのライトカーキー、アースグリーンをランナーにひと吹き。


流し込み接着剤だけで組み立てられます。


凄い精度ですね。


このウェザリングスティックいいですよ。


付属のデカールもいい感じ。


貼った後でタミヤのつや消しクリヤーをひと吹き。


ボトルは多色成形。このきらきらひかるタミヤのラッカー、スパークリングシルバーがお気に入り。


デカールは水分をふき取るとデカールも剥がれてしまうので、乾くのを待ちながらピンセットで押さえつけます。クリヤーをひと吹き。


金色はクレオスを使っています。


こちらもデカール貼り。そしてクリヤー。



こちらも組み立ててデカール貼り。ウェザリングスティックを重ねます。


木箱完成。


ボトルの切り出し。


ハイグレード模型用接着剤で傾かないように固定していきます。ラベルはほとんど見えなくなりますね。



荷台に載せるとこんな感じ。左の木箱はコバアニイさんのレーザーカットのキットから。


こちらのフィギュアを合わせます。トリファクトリーのフィギュアセット。お姉さんは前に作っているので、おじさんを製作。


まずは手を整形。



いい感じで木箱を持ってくれます。


こちらが前に作ったお姉さん。



足が気をつけ姿勢なので、1分チンしたお湯につけて足を曲げてみました。フィギュアを入れたままチンしないようにしてください。
地面に押し付けて立つように足首も曲げておくといいです。



顔はエラを削り込んで、英国紳士風にしてみました。


パーツクリーナーで脱脂して、ミッチャクロンを吹きます。パーツクリーナーは有害なので手に持って吹かないように。


ピンクサフを肌の部分に吹きます。





肌をマスクしてスボンをオキサイドサフとマホガニーサフで、
ジャケットはツイード風にライトカーキーとマホガニーサフを吹きました。



マスクを剥がすとこんな感じ。ラッカー下地はここで完了です。



アルキド樹脂絵の具アキーラで細部を塗っていきます。



顔も塗り分けていきました。







おじさん完成です。木箱はスケール違いでも違和感ないです。












今朝久しぶりに晴れたので外撮影、英国の郊外のイメージです。
やはり車模型はフィギュアがいるといいですね。








コメント (2)
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オーダー水彩画 ポルシェ911カレラS カブリオレ 

2021-05-21 07:19:41 | イラスト

オーダー水彩画、ポルシェの911を描きました。


夕闇の愛車、911カレラSカブリオレ。とても雰囲気のある写真をいただきました。
建物は全景が入っていなかったので、昼間の別の写真からスケッチ。アルシュ水彩紙に鉛筆でドローイングしています。


背景のブルーから置いていき、建物から仕上げていきます。夕闇に明かりがついたイメージを複数の資料写真から組み合わせます。


美しいグレーメタリックのボディを仕上げていきます。閉めたトップが美しい。

31×41センチアルシュ水彩紙 木枠アクリル額 マット
鉛筆/水彩絵の具

オーダー水彩画はこちらから
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1/24 エッシー/イタレリ レンジローバー初期型 完成!

2021-05-19 10:07:34 | 模型

イタレリから再販されているエッシーの80年代のキット、初期型のレンジローバー が完成です。
今ちょうど再販されていて、ヨドバシで手に入れたものです、アオシマの最終型も手に入るので並べても面白いですね。

前回ボディまで仕上げたレンジローバー 、まずはホイールから。


エッシーといえばグダグダのホイールですが、このレンジのホイールはすごくシャープ。
初期型のこのデザインが好きです。黒で色差しするとすごく良い雰囲気に。
シルバーは8番の上からスパッツスティックスミラークロームスプレーを吹き、さらにクリヤーを軽く吹いてギラつきを抑えています。



タイヤがオーバーサイズなので手持ちのものを物色。イタレリのGTOの四角いタイヤが合いそうです。
ホイール後ろの耳を切り落としてタイヤをはめてみました。
鵜飼さんの作例ではタミヤの35のゴムタイヤを新橋のプラモデルファクトリーで当時購入したそうです。





シャーシは精密な出来。フロントアクスルは変わった仕様で前輪ステアできるんですが、何回かステアしたら左右とも折れてしまいました。




タイヤをはめてみます。お、なかなかいい感じ。





シャーシを仕上げます。かなり精密なシャーシですね。アオシマのレンジもいい感じでしたね。




バンパーも取り付けて感じを見ます。ボディとシャーシの嵌合ダボがないので、車高の調整が難しい。
バンパーがフレームにつくので、ボディと水平になるように気をつけます。


内装の塗り分け。一部ボディ色ですね。



インパネは左右選べます。上面のエアコン吹き出し口がないので、先日落札したメタルインレットセットから
雰囲気の合うものを貼り付けて黒く塗りました。
デカールもいい感じです。






インテリアを取り付けます。シートは完成後もよく見えるのでもうちょっときちんと作ればよかったですね。
スペアタイヤカバーの中にはホイールがちらっとモールドされているので色差し。
シートベルトのキャッチは黒ランナーのタグを裏返しに貼り付けて、端面を赤く塗っています。
後席の裏側のモールドがいい感じ。




上下合体。バンパーとボディの合わせ加減を見ながらガッチリと接着しました。



ワイパーやミラー、ナンバープレートなど接着。完成です。








どきっとするくらいリアルな佇まい。タイヤを変えたのが効いていますね。

















イタレリのレンジローバー 、
リヤのゲートは切り取り線で切り抜いてヒンジ工作。
ライトはメッキのカップを入れています。タイヤは小径化しました。
カラーはアサヒペンクリエイティブカラースプレーのライトカーキー の上から
ブリリアントオレンジとクロームイエローを重ね吹きしています。
ぜひ作ってみてくださいね。







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