遠い昔の話です(以前も記事にしたような気もしますが・・・)
祖母は何か探し物をしたり、考え事をするとき決まって(こおつと)と言っていました。
小学生だった私はある時「なんと言う意味?」と聞いてみました。
「そうやなぁ~おまじないかな~」と祖母は笑いながら応えました。
祖母の従弟に、親戚の中で(講釈師)とあだ名されている叔父がいました。
叔父は博学で話がうまく、中でも歴史に精通してて、サラリーマンでありながら、
時々は何かの集いに講演を頼まれたりもしていたそうです。
叔父の話の中で「太田はんがなぁ・・・」とか「織田はんが言うには・・・」とよく出てきて、何処の太田さんで、何処の織田さんかと思いきや、
太田道灌であり、織田信長であったと知り、子どもながらに面白くも、あきれもしたものです。
その叔父が「(こおつと)の語源は、(こおおつと)つまり(甲乙と)であり、
(甲にするか乙にするか)迷った時、思案するときに発する言葉やで」と教えてくれました。
小学生だった私は妙に納得した事でした。
それから数十年。。。
このことは、すっかり忘れてしまっていました。
つい5~6年前のことです。
聞くともなく聞いていたラジオから、
「私の祖母が、昔よく(こおつと、こおつと)と言っていました。。。」と。
驚いた私は、ラジオに走りよりボリュームを上げました。
京都出身の男性パーソナリティーは、語り続けています。
「どちらかに決めかねていたときや、どこに片付けたのか探しあぐねている時など、
こおつと、こおつとと言っていたのが懐かしく思い出されます」。。。
私は、もしかしたらとネットで検索してみました。
そこには、兵庫県の言葉とあり、京言葉ともありました。
おばあちゃんがよく言っていた言葉は、市民権を得ていた言葉なんだと、
改めて驚いた次第です。
今日の絵手紙です。
ブドウを前に置き、見て描いたものですが、
パステルアート風にテンプレートを作り描くと、どうもリアル感がありません(゜_゜>)
祖母は何か探し物をしたり、考え事をするとき決まって(こおつと)と言っていました。
小学生だった私はある時「なんと言う意味?」と聞いてみました。
「そうやなぁ~おまじないかな~」と祖母は笑いながら応えました。
祖母の従弟に、親戚の中で(講釈師)とあだ名されている叔父がいました。
叔父は博学で話がうまく、中でも歴史に精通してて、サラリーマンでありながら、
時々は何かの集いに講演を頼まれたりもしていたそうです。
叔父の話の中で「太田はんがなぁ・・・」とか「織田はんが言うには・・・」とよく出てきて、何処の太田さんで、何処の織田さんかと思いきや、
太田道灌であり、織田信長であったと知り、子どもながらに面白くも、あきれもしたものです。
その叔父が「(こおつと)の語源は、(こおおつと)つまり(甲乙と)であり、
(甲にするか乙にするか)迷った時、思案するときに発する言葉やで」と教えてくれました。
小学生だった私は妙に納得した事でした。
それから数十年。。。
このことは、すっかり忘れてしまっていました。
つい5~6年前のことです。
聞くともなく聞いていたラジオから、
「私の祖母が、昔よく(こおつと、こおつと)と言っていました。。。」と。
驚いた私は、ラジオに走りよりボリュームを上げました。
京都出身の男性パーソナリティーは、語り続けています。
「どちらかに決めかねていたときや、どこに片付けたのか探しあぐねている時など、
こおつと、こおつとと言っていたのが懐かしく思い出されます」。。。
私は、もしかしたらとネットで検索してみました。
そこには、兵庫県の言葉とあり、京言葉ともありました。
おばあちゃんがよく言っていた言葉は、市民権を得ていた言葉なんだと、
改めて驚いた次第です。
今日の絵手紙です。
ブドウを前に置き、見て描いたものですが、
パステルアート風にテンプレートを作り描くと、どうもリアル感がありません(゜_゜>)
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