この1年間楽しんだ2つのドラマが終わろうとしています。
ひとつは、朝ドラ(スカーレット)
実話をもとに、信楽の陶芸作家 神本清子さんの一代記を、水橋文美江さんの脚本で進んでいきました。
TVドラマ(みかづき)の脚本家でもあることから、
朝ドラ特有のほんわかとしたハッピーエンドでは終わらないのだろうなぁ~という予想通り、
息子、武志の白血病という、過酷なドラマの終末を迎えようとしています。
社会問題をとらえつつ、きっと一抹の希望や夢を描いてもらえるはず・・・と
残り少なくなったこのドラマの結末から目が離せません。
もう一つは、大好きな倉本聰作品。。。(やすらぎの刻<とき> ~ 道)
この作品は、2つのドラマが微妙なバランスを保ちながら進んでいきます。
一時期TVで活躍したスターたちが豪華な老人ホーム(安らぎの郷)に無料で入居できる。。。
浅丘ルリ子、加賀まりこ、有馬稲子、大空まゆみ、いしだあゆみさんたち(男性もおられますが名前が思い出せません^^)
野際陽子さん、八千草薫さんたちは、ドラマ内でも体調を壊したという筋になり、
ぎりぎりまで出演され、ドラマ内でも葬儀が営まれました。
その老人ホームで繰り広げられる、面白く、時には哀しい日々の生活が描かれています。
ここに入居している小説家 菊村(石坂浩二さん演じる)が、倉本さんがモデルです。
この菊村先生がここで生活し、かつての大スターとの日々のかかわりや、人生に触れながら
進められていくドラマと、
菊村先生がこのホームで、人生最後と書いている小説が(やすらぎの刻~道)というわけです。
この(やすらぎの刻 ~ 道)は山梨を舞台に、昭和、平成、令和を生き抜く夫婦の物語です。
気が付けば、戦争に巻き込まれ、運命に奔走されながら、
力強く、けなげに、生き抜いていく姿、
昨日は、東日本の震災、大津波、原発。。。等々
倉本さん独特の描き方で、胸詰まる思い、決して忘れてはいけない自分たちの問題なんだと・・・
おりしもコロナ禍で大混乱の日本、世界を思いながらも(すべて我が身)を思い知らされました。
夫婦を演じる 橋爪功、風吹ジュンさん 今は80歳代から90歳代を演じておられますが、特に風吹さんの演技が光ります。
表情、しぐさ等々、、、これからも注目したい女優さんだと思いました。
主題曲もいいですね~
(スカーレット)は、スーパーフライの(フレア)
(やすらぎの刻)は、中島みゆきさんの(慕情)(終わり初物)(観音橋)など
どれも心にしみる素敵な曲ですね。
さてさて、今日の絵手紙です。
思わず心に浮かんだ榊原芳恵さんの(春なのに)のワンフレーズを書きいれました。
🎵 春なのに 春なのに ため息 またひとつ~~
あぁ~ これも中島みゆきさん作詞作曲です\(◎o◎)/!